会計処理に関するご質問をいただきました

以前も会計年度の変更についてご質問をいただきました。

私が税理士を目指していることが一番大きいと思うのですが、ブログ読者からは、管理組合の会計処理に関する妥当性について問われることが多いように思います。

 

管理組合の会計

これも以前から記事にしている通り、管理組合には統一された会計基準そのものがありません。

デタラメを書かれては困りますが、会計処理として合っている、間違っているという論議は不毛です。

ただし、できるだけ分かりやすい会計報告であるべきだとは考えます。

そのためには、管理組合会計の特性を踏まえた上で、できる範囲で知名度の高い「企業会計」に準じた財務報告が行われることが望ましいのではないでしょうか?

 

考え方の基礎

一応、こちらも以前に次のような記事としてまとめています。

ここで挙げたポイントを中心に確認し、問題があるようであれば、管理会社と協議されることをお勧めします。

ただ、私の経験上、会計に関するトラブルは、会計基準の有無よりも、フロント担当者や会計担当者の知識不足によるものが多いと感じています。

お金を誤魔化されているようであれば、大変なことですが、表示上の問題のみであれば、財務報告はその見せ方に過ぎません。

分かりやすく正確に報告するべきではありますが、立派な財務報告をするよりも、適切に事業を運営できるようにすることの方がより大切です。

 

今回のお問い合わせ

今回のお問い合わせも管理会社から提出された決算資料の表示方法に関するものでした。

大切なのはその中身ですので、分かりやすくしてもらうことと同時に、明細・内容・理由の確認が重要です。

ただ、管理会社の担当者に知識がないと、質疑のキャッチボールがあさっての方向に行きがちになります。

そのため、担当者に質問しても的確な答えが返ってこない、もしくは、いつまでも回答が返ってこないようであれば、フロント担当者ではなく、その上司、または会計担当者に直接問い合わせされることをお勧めします。

 

まとめ

会計は、英語でいえば、アカウンティングです。

そこから動詞部分を切り出していえば、「account」、すなわち「説明する・報告する」という意味になります。

当然、分かりにくい説明では、困りますよね。