『キキと起業』を読了しました!

一昨日(2016.1.9)の『活躍できるマンション管理士養成塾』終了に伴い、主催の馬渕先生より、お祝いとして、今井孝さん著『キキと起業(魔女の宅急便に学ぶ自分らしい生き方)』を頂きました。

 

『起業1年目の教科書』も読みました

以前にも、馬渕先生より今井さんのご著書『起業1年目の教科書』をご紹介頂き、読みました。

事前に聴いてはいましたが、具体的なノウハウよりもマインド的な部分が主体になっており、多くの部分で「再現性に乏しい」と感じたことから、正直それほど響きませんでした。

ただ、ノウハウとしてお勧めできると感じた次の部分については、まだブログを始めていませんでしたので、『活躍できるマンション管理士養成塾』塾生専用サイト掲示板にて書評シェアしています。

1)「お金の不安を最小化する」:固定費を計算し、売上げがなくてもどのくらい生活できるのかを把握する。
2)「商品がなくても情報発信する」:商品ではなく、「世界観」を売っている。そして、その「世界観」に共感してくれる人が買ってくれる。
3)「一日を記録する」:この項目はあっさりとした内容になっていたのですが、大事なことだと思います。
4)「エネルギッシュに働ける時間を増やす」:働くためには、休養を取ることが大切と感じており、我が身に振り返って、とても共感できました。
5)「お金を使う基準を持つ」:「見込まれるリターン」に応じて投資するとは、養成塾にしかり、正にその通りだと考えます。

 

『キキと起業』を読んで

前著に比べて、はるかに分かりやすく、伝わる内容になっていました。

そして、スタジオジブリの「魔女の宅急便」主人公「キキ」を例に、ご自身体験を交えつつ、「起業の現実をとてもリアルに描いている」と感じました

その中でも、特に響いたのは次の言葉です。

 

「あなたの才能・能力は、相手にとってどんな価値があるか?」「それをどう相手に伝えるのか?」ということがマーケティングの根本

 

正にこの通りだと思います。

本質をとても簡潔に分かりやすく表現されており、納得の言葉でした。

評価者は相手であって、自分自身ではありません。

そしてそれが伝わらなければ、買ってもらうことはありえないでしょう。

 

「このお客様と10年後も付き合っていくとしたら、今、どういう価値を提供するだろうか?」

ビジネスとして成り立たなければならないという前提はありますが、私が目指したいのは、「これ」だと共感できました。

「マンション管理士」にしても、「税理士」にしても、資格はあくまで、この理想にたどり着くためのプロセスに過ぎないと考えます。

 

「チャンスかどうかはそのときはわかりません。全部やるだけです。それがチャンスかどうかはあとでわかることです。」

今井さんは本書の中で、「すべての成功はたまたまです」と言い切っています。

ただ、その「たまたまが起こるまで行動している」と成功者の共通点を挙げられています。

起業する上で、成功するための「攻めのメンタル」は、ここにあると感じました。

想い描いたとおりの成功が、いきなり目の前に転がっているとは思えません。

この「攻めのメンタル」を持ちながら、成功できるまでの環境を整え続け、チャレンジし続けられることが、起業には必要と考えます。

 

「恐怖で動けていないときは、恐怖の正体が分かっていないとき」

すべてを見通すことはできませんが、動き出せず、恐怖に身がすくんでいる時は、正にこの状態だと思います。

ただ、「行動」することが大切だとは考えつつも、どう動いていいのかわかりません。

今井さんは、この恐怖を乗り越えるため、同じ章の中で、「想定する困難をすべて洗い出し、事前に対策を考えておく」ことを勧めています。

 

一番大切なのは、「プロセスを楽しめる人間になる」ということ

この言葉もかなり強烈だと思うのですが、『「自己実現」というのは、「達成」することではありません』と書かれていました。

その結論は、『問題を楽しめる人』が最強と言われています。

その通りだと感じましたが、これは厳しい目標です。

ただ、私がメンターとした諸先輩方は、この最終目標に限りなく近い方が多いと感じました。

それゆえに、これがたどり着くべき目標の一面の真実だと考えます。

(自分がこのようになれるイメージは、まださっぱり湧きませんが:笑)

 

まとめ

すべてに共感できたわけではありません。

また、当たり前のことを書いているとも言えます。

しかし、今井さんご自身の体験を踏まえた本書は、心に留めおき、参考にすべきことがこの他にも多数書かれていました。

起業直前・直後の方に大変有用だと思いますので、自信を持ってお勧めできます。

馬渕先生が我々にプレゼントしてくださったことに改めて感謝するとともに、その理由が理解できたと思っています。