勤務先で確定申告の打ち上げがありました

昨晩(2017.3.17)、勤務している税理士法人で、確定申告が無事終わったことに伴う打ち上げがありました。

この法人に勤務し始めたのは、税理士試験を受験し始めて4年目の2014の秋からです。

したがって、そろそろ勤務3年半で確定申告期も3回目を迎えますが、実は、本格的に確定申告をお手伝いしたのは、今回が初めてです。

これまでも、医療費の集計や個人の不動産所得を会計ソフトに入力し、決算書を作るところなどはお手伝いしていました。

しかし、それはあくまで部分の作業であって、それらを取りまとめ、税務申告関する部分に関しては、ほぼノータッチでした。

一応、昨年の確定申告時には、いくつか試験的に税務ソフトに入力する作業なども行っていましたが、それはあくまで入力作業的なもので、税務上の判断がほとんどありません。

そのため、最終的には税理士の先生がチェックするとしても、その前段階まで一通り申告書の元データを作るところまで作業をしたのは、今年が初めてという状況でした。

 

大学院での勉強が役に立っています

私自身の個人の確定申告書は作成していましたので、手続きが全くわからないということはありません。

しかし、個人の確定申告は、法人と違い、10種の所得区分ごとに取り扱いが異なることは知っていても、それぞれの詳細を深くはわかっていませんでした。

この状況に対してもっとも役に立ったのは、大学院での所得税法の講義でした。

細かい実務上の手続きまで学ぶわけではありませんが、やはり全体像をつかんでいるのといないのとでは、その結果に差が出ます。

丸暗記で対応できる人もいらっしゃるとは思いますが、私は理解がないと全く応用が利かないタイプですので、この全体像の理解が欠かせません。

今年は、大学院での学びが実務に直結し、この確定申告をかなり楽しめました。

 

身につけるには段階がある

現時点では、まだ税務ソフトの操作方法を覚えているような段階です。

とても全体像を把握できるような段階には到達していません。

税理士試験でもそうでしたが、理解が深まるほど、試験範囲全体を見渡せるようになりました。

このような段階で、申告書の作成(試験では、解答の作成)を行えば、あちこち抜けも起これば、勘違いも起こります。

普段の業務から、特殊ではない会計・経理処理には、大きな不都合を感じないレベルに至れたと考えていますが、税務はこれからの段階です。

今年は、都心部ではレアな農業所得や山林所得以外の所得に関して、税法の理解とともに、申告手続きに関する理解も進みました。

来年は精度の向上が課題になると考えてます。

今年のミスは、全てデジタルデータ化できているので、これを見返してチェックリストに加工する予定です。

そして、その先には、税理士登録し、直接お客様とやりとりするようになれば、事務所内での資料がそろった環境ではなく、資料をそろえ、申告できる環境を整える部分が課題となりそうです。

このように、資格を取れたとしても、実務上の課題はどんどんと現れます。

また経営者としての視点から見れば、当然、仕事を取ってくることも課題になります。

あまり先走って心配してもあれですが、現状としては作業レベルの課題を乗り越える段階を続けている状態です。

 

まとめ

やはり、一からキャリアを変えることは簡単ではありません。

そして、現状は、まだチェックしてもらえる体制での作業に過ぎません。

ひとり税理士で申告作業をされている先生方は、このような段階はとっくに通り過ぎ、独りで税務判断を行うというレベルにまでに至られています。

いずれは、そのレベルに到達したいと考えています。

そのためには、今できること、やるべきことを選択し、成果につなげる必要があります。

そして、この一つ一つの選択を積み重ね、コツコツと成果を積み上げていくという作業は、入門者であっても、熟練者であっても、大きな違いはないと思っています。

結論、このチャレンジによって、「できなかったことが、できるようになること」が大切だと考えています。

今までもそのようにしてきたことが、マンション管理の全体像を把握する上で役に立ちました。

今は税務において行っていますが、今までと同じように、この積み重ねが必要な成果に繋がると考えています。