A Written Oath

湘南藤沢の開業税理士・マンション管理士・社会人大学生のブログです

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社会人大学院関連転職・起業・独立

起業相談に乗っていました

昨晩(2018.3.29)は、東京で起業に関する相談を受けていました。

相談者は、私が今月修了した同じ社会人大学院生の方です。

先週は、別の方の新規事業(不動産関連の事業のため)の相談に乗ったりと、修了してからも大学院とのご縁は続いています。

今回は、大学院で知り合ったよしみで、ご相談者の方の起業独立に関して、お会いして打ち合わせました。

 

人との出会い・交流が大きな財産

社会人大学院に進学してもっとも良かったと感じているのは、人との出会いでした。

そう感じるのは、同じ税理士試験免除を目指す会計ファイナンス研究科(Tax Accountant Program、以下「TAP」)の方だけではなく、2年次かEMBAやMBA取得のための修学されているGeneral Manager Program(以下、「GMP」)やBusiness Innovation Program(以下、「BIP」)の方々とも同じ講義を受け、交流することができたことによるものです。

具体的には、同じ税理士取得を目指すTAP生同士であっても、そのバックグラウンドが様々であることを知ることができました。税理士資格を取得すれば、税理士業務を行うものと思い込んでいましたが、実際には、税理士業務を特に主体的にやろうとは考えていないコンサルタント職の方や企業内で税理士資格を生かそうと考えている方もおり、「税理士資格=税理士業務」という印象が変わりつつあります。

また、普通に税理士事務所、税理士法人で働くTAP生同士では、その事務所ごとの仕事やり方や考え方の違いを知ることができたりと、ただ税理士資格を取得するだけでは知ることができない多くのことを学んでいます。

そして、二世、三世税理士や勤務税理士、企業内税理士、独立を目指す方など、その進む方向性も様々な方々とフラットに、フランクに話せたことは、他ではなかなか体験できない貴重な経験だと思います。

さらにいえば、同じ税務業界を目指す方だけでなく、企業内での活躍を目指す方、すでに社長や法人役員、個人事業主の方、外資系企業で働く方、起業を目指す方、医師など、GMP生やBIP生も含めると、もうその異業種交流感は表現に困るほどです(苦笑)

 

名古屋商科大学大学院には熱意溢れる方が多い

そもそも働きながら週末大学院に通おうとする方々ですから、「普通」のカテゴリーにはまず入らない方々ではあるのですが、それでも名古屋商科大学大学院には熱意溢れる「熱い」方が多いのです。

単純な学習熱心という範囲には収まらず、行動レベルで異なっていると感じます。

TAP生は税務という世間一般にいえば、お堅い仕事をしている方が多いことから、それほどでもないのですが、GMP生やBIP生は、在学中時点から「さらに活躍できる場」や「やりたいことができる職場」を求め転職する方が驚くほど多くいます。

さらには、今回相談を受けた「起業独立を目指す方」や「家業の事業承継を目指す方」もおり、その行動の熱さには感動すら覚えます。

そもそも教授陣の熱意からしてありえないレベルで、むしろ教授陣の溢れる熱意が生徒に伝わり、もともと熱い生徒達の心をさらにアグレッシブしていると思うほどです。

 

まとめ

夢を語るには、情熱という熱さが必要ですが、熱さだけではダメで、行動が必要です。

行動できても、考えなしの行動では続きませんので、冷静さが必要です。

冷静さだけだと、独り続けられるだけで、他者を動かすことができません。

結論、独力でできる範囲を超えて周囲を動かし思いを実現していくためには、この相反する性質をあわせ持つこと必要と考えます。

熱さに当てられて無謀な挑戦をしてはいけないのですが、この大学院に来られる方には、働きながら学位取得を目指されるだけあり優秀な方が多く、そして、その夢を実現するため、熱さと冷静さという相反するものを備えて行動される方が多いと感じています。