社会人大学院ゼミ第3回目
昨晩(2016.5.18)は、名古屋商科大学大学院の第3回目のゼミでした。
ゼミは通常隔週で行われるのですが、今回は途中ゴールデンウィークを挟んだことから、前回のゼミから1週後送りとなり、3週間経っています。
朝は雨脚が強かったので傘を持って出ました。
しかし、帰宅時には雨は止んでおり、傘を忘れないようにするのが大変でした。
ただ、丸の内ビルディングは東京駅と地下で直結しているため、雨が降っている時にはとても有難い立地です。
プレゼンするのは相手に伝えるため
前回の講義中もプレゼンテーションについて注意を受けていましたが、今回も受講生のプレゼンに対してかなりの指導が入りました。
何のためプレゼンかといえば、当然「聞き手に伝えるため」だからです。
伝わらないプレゼンをしていては、全く意味がありません。
一つ一つのスライドで何を伝えたいのかを明確にし、シンプルに伝えないと相手に入っていきません。
言われれば当たり前のことですが、割り当て部分を「こなす」ことを目的にしてしまい、「伝わるプレゼン」にする視点が、私にもかなり欠けていました。
もちろん、プレゼン範囲の内容を理解していることが前提ですが、それをどのように伝えられるかも、講義の重要なポイントなのです。
逆に言えば、それができれば、内容をしっかり理解していることが先生にも伝わるからだと感じました。
論文指導も同時に行われています
ここも論文を書くためのゼミなのですから、その指導も併せて行われています。
私は修士論文を書き、卒業することによって、税理士試験の税法免除を受けるためにこの名古屋商科大学大学院に入学しましたので、とても有難いご講義です。
なぜこの部分を有難いと感じるかといえば、具体的な数的根拠はありませんが、修士論文を書き上げられず、学院を卒業できない方が結構いるとの噂話を聴いていたからです。
卒業できなかった話を積極的にする人はあまりいませんし、詳しく調査すればある程度わかるのかもしれませんが、退学者数が大々的に公表されているわけでもありませんので、はっきりとはわかりません。
しかし、「修士論文 書けない」などと言ったキーワードで検索すると、驚くほどの量の結果が表示され、ただの愚痴だけではなく、様々な事情から修士論文が書けずに退学してしまった方が結構いらっしゃる実態があると感じます。
また仕事がある環境で講義を受講し、卒業単位を満たした上で税理士試験の税法免除が取れる論文を2年で書き上げるという作業は、ちょっと想像しただけでも大変なことだとわかります。
そのため、社会人大学院に入学することを検討するときに重視したのはこの部分でした。
時間があっても書けない人はいるので一概には言えない部分もありますが、社会人大学院というさらに時間がない環境で、自分の意識だけでA4判で50枚にも及ぶような論文を書くことは難しいと考えました。
そこで、卒業生の方にヒアリングし、しっかりとした論文指導を受けられるという情報を入手した上で、この名古屋商科大学大学院を選択しています。
いうまでもなく目的から考えれば、この部分が社会人大学院に求める最重要事項だからです。
まとめ
ロジックの話をすれば、この通りなのですが、山田先生のご講義を楽しく感じています。
それは、先生の様々なご体験を上から目線ではなく、ユーモアを交えてお話しいただけるからです。
しかも、納得出来る内容を分かりやすくお話しいただけます。
人によって合う合わないがあるとは思いますが、少なくとも私は山田有人先生のゼミに参加できてよかったと感じています。