管理組合役員・マンション管理士向け大規模修繕チェックポイントセミナーを開催します
昨日(2018.5.15)、国土交通省の「マンション大規模修繕工事に関する実態調査」について記事を書きました。
記事では、設計コンサルタントの導入に関して、「事前対策が必要である」と書きましたが、ではどんなことに注意をすればいいのかについて管理組合役員が学ぶ機会があるのかといえば、そんな機会は世の中にほとんど無いことに気づきました。
一応、こういったことを銘打って開催される管理組合向けセミナーはあります。
ただ、研究会や勉強会ならばともかく、個別相談では無い上にあまり専門的な話にしてしまうと伝わらない可能性もあり、一般論や抽象論に終始しがちです。
また、顧問契約などの高額商品を売ることを狙っての営業セミナーであることが多いのが実情です。
しかし、管理組合サイドはそのようなセミナーは望んでいないはずです。
ここに管理組合から「求められているもの」があるかもしれないと考え、思い立ったが吉日、セミナー開催してみます。
日程・開催場所・受講料金など
開催日は、6月10日(日)の13時30分から16時30分まで、3時間予定。開場は15分前(20180601:受付終了、今後定期開催の未定、受講を希望される方は、下記のお申込みフォームを利用して開催要望願います)
開催場所は、JR藤沢駅近辺で、お申込者の方にのみ開催場所などを後日メール通知します。
受講料金は、15,000円(税込)
ただし、試験開催のため、後日受講感想の公開(匿名可)などにご協力いただける方は5,000円の特別料金とします。
お支払いは、振込(申込み後3日以内にお振込願います)、またはクレジットカード払い(SPIKE:VISAのみ)とし、お振込先など情報については、開催場所のご通知とともにメールします。
定員4名まで。
なお、日程が合わず都合がつかないという方がいらっしゃる場合、別日での開催要望がありましたら、そのような方もお申込みフォームからお知らせください。
申込み状況によっては、定員の拡大や定期開催なども検討します。
《懇親会のお知らせ》
セミナー後、希望者のみで懇親会を開催します(費用別途)。
ご希望の方は、お申込みフォームに、その旨ご追記願います。
《お申込み後のキャンセル》
お申し込み後のキャンセルは、10日より前まで受け付けます。
それ以後のキャンセルは、4日前から10日前までなら受講料50%を、3日前以後の場合は、受講料100%を頂きます。
《お申込みフォーム》
顧問契約の売り込みはしません
よくあるセミナー後の無料相談などを通じた顧問契約のセールスはしません。
もちろん、個別にご相談がある方の相談に乗らないわけではありませんが、仮にそのような場合には別の仕事として有償で承ります。
そのため、今回は「大規模修繕チェックポイント」セミナーのみを開催します。
内容は個別具体的な事例を挙げつつ、総論解説します
さすがに大規模修繕の全てを解説しだすと日が暮れてしまいますので、大規模修繕における全体的な流れを俯瞰しつつ、管理組合・管理会社・施工会社・設計コンサルタントいずれにも属さない立場から、具体的な事例を交えて管理組合に有用と考えられる客観的なチェックポイント解説します。
管理組合役員を対象とするため、内容的には建築の専門技術部分は対象外としますが、建築の専門知識がなくてもチェックできるポイントに関しては、全て出し惜しみなくノウハウを公開します。
すなわち、設計コンサルタントに依頼すべき部分以外で、管理組合サイドがチェックすべきポイントをマンション管理士が行うレベルの内容で解説します。
逆に、設計コンサルタントに見てもらうべきと考えるポイントについてもフォローします。
中小規模や自主管理の管理組合役員の方にこそきて欲しい
以前から記事にも書いてきましたが、大規模なマンション管理組合よりも中小規模や自主管理のマンション管理組合を支援したいと考えています。
しかし、規模の小さいマンションでは、顧問を雇い入れるための予算を確保することすらたやすいことでは無いはずです。
また自主管理のマンションには独立独歩の気風があることが多く、中には区分所有者が主体となって管理組合運営してきたことに誇りを持っていらっしゃる方もいらっしゃいます。
そのため、外部専門家を雇ったり、外部委託したりすることに関して、理解を得ることが難しいことが想定できます。
このような管理組合に対しては、顧問業務という形で関わることは容易ではありません。
そこで、セミナーという手法を試験的に導入してみたいと思います。
同業者の方も基本参加可能とします
ただ、一人でノウハウを抱え、セミナー開催していても世の中に与えるインパクトは限られています。
そこで、基本的には同業のマンション管理士も参加可能とします。
ただ、「基本的には」とお断りさせていただいたのは、私の考えにご賛同いただける方に限って知ってお伝えしたいと考えているからです。
そのため、営業スタイルなどから私の考えと異なる考えをお持ちと思われる方からのお申込みに関しては、申込みいただいてもお断りさせていただく場合があることをあらかじめお知らせしておきます。
まとめ
今回は試験開催としましたが、今後ニーズなどをリサーチした上で、大規模修繕だけではなく、管理見直しにおけるチェックポイントなどの開催も検討したいと思っています。