A Written Oath

湘南藤沢の開業税理士・マンション管理士・社会人大学生のブログです

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日常

勤務している税理士法人で忘年会がありました

昨晩(2016.12.14)、平素お世話になっている勤務先の税理士法人で忘年会がありました。

いま勤務させていただいている税理士法人は、昨今流行りのブラック事務所ではなく、真逆のスーパーホワイトな税理士事務所です。

そのおかげで、名古屋商科大学大学院という、かなりハードな社会人大学院に通いつつ、勉強ができています。

もちろん、この事務所に勤務できるまでの間もアルバイト勤務を制限することによって、税理士試験のための勉強時間を確保するなど工夫はしてきました。

ただ、いちいち転退職せず、安定した勤務状態で、かつ、実務に携わることができています。

これは現在、勤務させていただいている事務所のおかげとしかいいようがありません。

 

ただ業界としてはおおむねブラックのようです

私は、この事務所以外には税理士事務所に勤務したことがありませんが、資格予備校であるTAC通学時の受験生仲間や現在の社会人大学院に通学している学友たちにヒアリングした結果としては、残念ながら税務業界は、おおむねブラック業界といわざるをえません。

一応、例外的にホワイトな事務所も知っています。

しかし、そういうところは人が辞めないので、求人が出ません。

したがって、存在はしていても就職することは難しいのです。

マンション管理業界でも似た傾向がありました。

求人情報にしょっちゅう掲載があるところは、それだけ急成長しているか、人が辞めています。

急成長している企業の場合は、会社組織が固まっておらず、チャンスがあるともいえますが、社員向けの制度や社内体制の構築は後回しにされる傾向があり、大変さとやりがいが相半ばする環境が想定できます。

そして、人が辞めている企業の場合は、特殊な事情でもない限り、それだけの理由があります。

そのため、良い職場環境を求めることが難しいことは想像できると思います。

結局のところ、税理士を目指す上では、どちらの環境も難しいことが想定できることはいうまでもありません。

 

なぜ税理士を目指すのか?

私自身、税務業界のことをよくわかっているとはいえません。

むしろ、限定的なことしかわかっていません。

その意味では、この業界のことを知っていたから目指したわけではないといえます。

最近、税務業界に興味を持っている方にこの業界について知ってることを尋ねられました。

もちろん、知ってることに関して回答したのですが、どちらかといえば、税務業界に入ることを通じて何をしたいのかについて逆に尋ねていました。

私が、いま税理士を目指す中で、「税務」や「会計」というツールを身につけることによって何を成し遂げたいを考えることの方が大切だと思っていたからです。

資格のない私にとって税理士資格は、「なくては始まらないもの」のため、いまはそれが最重要です。

しかし、これはゴールではありません。

「資格を取得後に何をするのか?」の方がより重要です。

このブログを書き、自らの思考を整理しながら、私はそこを模索し続けています。

そう考えれば、税理士という資格も一つのツールでしかありません(いまはそれがない状態ですので、偉そうにはいえませんが:苦笑)

税務業界に関して尋ねられたことに対する回答になっていなかったかもしれませんが、この業界に入って何をしたいと考えているのかが重要だと伝えました。

税務業界に興味を持った理由にもよりますが、税務業界に就職することがその方にとっての目標に適う行為であったのなら、税務や会計はとても面白いのでお勧めします。

特にコツコツ真面目にできる方には向いていると思います。

 

まとめ

マンション管理と税務を組み合わせることで税務代理が可能になりますが、どちらかといえば、税務を不動産に関する知識・経験と組み合わせることでシナジーを出したいと考えています。

特に節税を意識するあまり、事業としての実態が乏しい不動産投資には懸念を感じています。

今後、人口減少社会となる日本で、不動産の位置付けは今まで通りというわけにはいかなくなるはずです。

その中で、税務との組み合わせで、不動産に関する諸問題解決にアドバイスできるコンサルタントになれればと思っています。