所有マンションの理事会に出席してきました
一昨日(2016.8.27)は、所有マンションで理事会が開催され、私は修繕委員として理事会に出席してきました。
以前にも記事にしている通り、私は分譲マンションを所有していますが賃貸しており、居住はしていません。
定期総会後の第1回理事会
社会人大学院の講義があるため、総会には出席できませんでしたが、そこで共用部分照明のLED化工事が上程されました。
けっこうな工事金額だったこと等から、私は、その議案についてのみ反対とする議決権行使書を提出していました。
審議の結果は、LED化工事議案は承認されましたが、予算取りのみで、施工業者の決定などは理事会と修繕委員会に付託されました。
その後に開催された第1回目の理事会でした。
修繕委員会
所有マンションの修善委員会は少し特殊で、修繕工事への立会いなどでは修善委員のみしか参加しないケースがありますが、委員会単独で会議を開催して審議をするケースはほとんどなく、会議は主に理事会に修繕委員が臨席し、意見を述べることができる形式で運営しています。
この運営方式のメリットは理事会と修繕委員会のズレを小さくできることです。
修繕委員は理事会役員と異なり輪番制ではないため、長期に就任するケースが多く、短期間となりがちな輪番理事会役員との意識のズレが生まれやすくなります。
その差異を埋めることにこの運営形式は役に立っていると思っています。
反面、理事会への出席人数が増えすぎる可能性があり、あまりに人数が多いと意思決定の上ではデメリットとなりえます。
ただ、所有マンションでは、輪番制の理事会役員に出席しない人が多く、出席者が理事会の定足数ギリギリになりがちな上に、修繕委員も任意出席であることから皆出席ということも希なため、今のところ、出席者が多すぎて意思決定できないということにはなっていません。
工事には賛成してきました
今回の理事会審議では、他の修繕委員の方より管理会社見積りに対する相見積書(仕様統一した3社分)が出され、値交渉が主な議題となりました。
そして、管理会社は総会時に提出していた見積額よりも、かなり値引きした額を提示し、受注したいとの意欲を示していました。
私は今回のLED化工事案件のポイントは、「管理会社への信頼性をどうみるのか?」という点にあると考えていました。
結論、所有マンションの理事会活動状況では、よほど大きな金額差でもない限りには、管理会社に依頼するべきと決めていました。
これが大規模修膳工事のような1,000万円を大きく超えるような工事であれば、管理会社を外して考えましたが、今回はそこまでの規模ではありません。
管理会社との信頼関係が続いており、金額的なところに折り合いがつけられるのであれば、信頼できる方に任せれば良いと考えていました。
理事長が挙手による賛否を問うた結果、一部宿題は残ったものの工事は最高値の管理会社に決まりました。
まとめ
管理会社は、工事専門業者ではありませんから、基本、専門業者に依頼するよりも、管理会社がその上に乗っかる分高くなります。
管理会社がそのプラスアルファの価値をしっかりと示さない限り、管理会社に依頼するメリットはありません。
逆にその価値を示している管理会社であれば、その分の価値は認められるべきだとも考えます。