「マンション管理新聞」を購読してみました!
先般(2016.1.7)、東京電力からの電力自由化に関するアナウンスを、すぐにキャッチできなかったことから、情報チャンネルの見直しをすることにしました。
そこで、今回の情報をキャッチするには、東京電力ホームページのプレスリリース更新通知をfeedlyで拾っておけば良いことに気づき、登録することによって自己解決しました。
これで前回のようなことは防げると思っているのですが、これ以外にも、マンション管理関連の業界情報には疎くなってしまっているかもしれないと思い、結論、業界新聞の一つである「マンション管理新聞」を購読することとしました。
マンション管理新聞
業界ごとにある新聞のうち、「マンション管理」に特化した新聞で、ウィキペディアによれば、3万部ほど発行されているようです。
今まで勤務したほとんどの管理会社で購読されており、回覧などで読むことができました。
この新聞、業界関連情報のアップデートに、とても有効でした。
業界を離れて4年も経ち、専門情報はネットから拾うだけでは厳しいと感じたため、とりあえず1年間とってみようと、年間購読(これしかメニューがない:笑)しました。
内容はおおむね管理会社向け
多くの記事や広告は管理会社向けです。
新商品やサービスを知るきっかけとしたり、同業他社の動向を探ったりする上で、「広告」だとは思いつつも、これはこれで有用と考えていました。
なぜなら、マンション管理業界はとても狭い業界だからです。
以前にも少し言及しましたが、国土交通省に登録が必要であるマンション管理業者は、平成26年度末のデータで、全国に2,214社しかありません。
当初は、2,700社あまりと聴いていましたが、合併などが相次ぎ、その数を徐々に減らしています。
この数で平成25年度末600万戸を超えた分譲マンションの多くを管理しているという状況です。
さらには、このマンション管理新聞が毎年アップデートしている受託戸数ランキングを見ると、上位100社で業界の9割ぐらいを寡占しています。
関連法令改正の記事や、判例の紹介記事もある
この辺りが、本紙を購読したくなった主要因で、管理会社だけではなく、管理組合に対しても有用な記事だと思います。
マンション管理業は、不動産関連の法令改正だけではなく、建設業関連の法令改正にも気を配る必要があります。
加えて、環境分野や、製品安全など、さまざまな関連通達が行われることがあり、すべてを網羅しているとまでは言えませんが、かなりフォローしてくれており、業界に関連するものだけをまとめて受け取れることは、とても助かります。
また、『マンション管理士の法定講習』や『管理業務主任者の更新講習』を受講し、昨今、重要判例となりそうな事例が増加していると感じましたので、この辺りもわかりやすい解説付きでフォローしてくれることを期待しています。
まとめ
今回の見直しで、feedlyの登録も少し整理・削減しました。
増やす時は、併せて減らそうと思ってやってみたのですが、増える量が多すぎて、減らすことがまだ追いついていません(苦笑)
テレビや新聞を断捨離っぽく減らしてきましたが、ネットからの情報も、もう少し見直したいと思います。