Income Tax Law講義2日目
昨日(2016.11.7)は、一昨日に続き「Income Tax Law(所得税法)」の講義2日目でした。
朝は、少し肌寒いものの秋晴れのすがすがしい天気でした。
しかし、我々社会人大学院生は、不健康に1日建物内にこもってお勉強です(苦笑)
大学院生生活が終わったら、少しは健康と体力を取り戻すため、何がしかの運動をしたいと思う今日この頃です。
午前の講義
初日の講義と同じく、ほぼ講師である鎌倉先生からのパワーポイントを使用したご講義でした。
課題レポートがあったことから、予習済みの範囲ではありますが、基本論点の補強として講義についてこれていない人には必要です。
逆に、もっと深い論点まで進んでいる人からすれば、少し退屈な時間だったかもしれません。
いずれにせよ、課題レポートを仕上げるのに徹夜orほぼ徹夜している人もいたはずです。
机に突っ伏して寝るような人はいませんが、時々意識が飛んでいるように見える受講生も何名かいらっしゃいました。
時々、先生からのご指示で小問に取り組んでいなければ、私も結構危うかったです(笑)
午後の講義
午前の講義の続きがあり、その後に確認テストがありました!
まぁ、初日のイントロで先生からスケジュールを見せていただいたときにも記載がありましたので、気づいている人は、心づもりはあったでしょう。
論述と計算で各1問が出題され、解答しました。
残念ながら、私は勘違いや読み落としなどがあり、良い点数は取れませんでしたが、確認テストとして、とても有効だったと思います。
後半には、中間考査や最終考査があるとの説明を受けていますので、そこでは挽回したいところです。
その後は、主に課題レポートの設問を中心としたディスカッションでした。
いろいろ検討した上で作ったレポートをもとに発言しましたが、理解の精度が甘く、しっかりとした解答が作れてはいなかったようです。
ただ、全く的外れというレベルでもなかったようですので、自分の実力なりの成果なのだと思います。
もともとしっかりと理解し、精度高く解答したり、要領よくポイントを押さえて、評価を高めたりできるタイプではないと考えていますので、自己評価通りの結果ともいえます。
この辺りは、ある程度は受け入れつつも、継続した自分自身への課題と考えています。
完全であるはずもありませんから、仮説、検証、改善の繰り返しでレベルアップを図りたいところです。
講義後にお茶&軽食
講義後に7名ほどの有志でお茶&軽食をしながら、いろいろ話しました。
メンバー中、4名は私と同じ春入学の6.5期生で、残り3名は秋入学7.0期生でした。
私は秋入学生の方には、なぜこの大学院を志望し、その後、税理士としてどう活躍したいのかなどをお伺いしました。
特に、税理士事務所勤務者の方には、この税理士業界に対するイメージも含め聴いています。
これは、私が税理士業界出身者ではないことから、この業界に対する知識や経験が不足していると感じているからです。
また、私は、あくまで業界外からみて「税理士」という仕事を判断しているにすぎないため、そのイメージが業界の中からみた時にはどのようなポジションにあるのかを知りたいと考えています。
そして、今までも何年も勉強し、さらに税理士試験受験を続けるよりは可能性が高いとしても、それほど楽ともいえないこの大学院にどのような理由でくるようになったのかがわかれば、我が身に振り返って、いろいろな意味で参考になるとも考えています。
ただ、このヒアリング、たまたまそういう人ばかりに聴いてしまった可能性もありますが、結果として想定以上に皆さんは税理士登録の先を見据えた視線で、入学していないということがわかってきました。
それは、税理士という資格を取ったとしても、それですぐに現実を大きく変えられるとは考えていないことによるものだと感じています。
税理士という資格に何らかの夢を見て入学してきたというよりは、あくまで現実的な選択肢の中で、自分を伸ばす方向性や可能性の一つとして、積極的な理由ではなく、むしろ消極的理由から、この道を選ばれているように、私は受け止めています。
まとめ
夢のない話ばかりしてもつまらないですが、現実味のない夢物語はより害悪になりえます。
現実も見据えつつも、しっかりと自分を伸ばす方向性や可能性を考え、私もこの道を選んだからには、まずは目の前の講義に集中して成果を出したいと思います。