「Business Analysis」の予習をしています
今週末から始まる社会人大学院の講義は「Business Analysis(企業分析)」です。
いままでは、名古屋まで講義を受けに行った「Risk Management」を除き、税法が絡む講義ばかりでした。
しかし、今回の講義は経営分析系で、税理士試験で財務諸表論を勉強したのは、もう3年も前です。
経営分析系の勉強は、もう大学生時代以来ですから、そろそろ四半世紀に近いブランクがあります。
泣き言からスタートしましたが、財務諸表論に科目合格していない方も受講している講義です。
まだマシな予習環境なはずですので、やれることを淡々とやるというスタンスで行きたいところです。
テキストがとても読みにくい
淡々とやるスタンスで行きたいのっけから、またネガティブ発言(苦笑)ですが、今回のテキスト、「K.G.パレプ他著、斎藤静樹監訳『企業分析入門[第2版]』東京大学出版会」は大変読みにくいです!
今までの税法関連書籍は、難しいと言っても、まだ日本人が日本人に伝えようと書いていてくれました。
しかし、この訳本は、英語で書かれた本を日本語訳したものです。
掲載事例も多くはアメリカ企業のもので、2000年ごろの本であることから事例も古く、いまひとつ伝わってきません。
ゴールから逆算して絞り込みました
一応、税理士試験の科目合格で財務諸表論を終わらせている予備知識もあり、入門書ですので時間をかければ、十分理解はできます。
ただ、費やすことができる時間が限られています。
本来なら全体像をしっかり理解してから、課題に取り組みたいところですが、今回はそれが難しい状況です。
そこで、まずテキストの見出しを全て拾い読みし、それぞれの章で何を伝えようとしているのかを把握することから始めました。
基礎知識が足りていません
これで、テキスト上の流れはわかったのですが、与えらえた課題に応えるためには、基礎知識が足りていないことに気づいてしまいました。
具体的には、シラバスにある「履修の前提条件」に次の通り書かれていたのですが、「コーポレート・ファイナンスに関する基本的な知識」が不足しています。
・財務会計(財務諸表の構造、ディスクロージャー制度等)に関する基本的な知識を有していること
・コーポレート・ファイナンスに関する基本的な知識を有していること。
・教科書は事前に一定の予習をしておくこと(予習すべき箇所については別途指示する)。
・1ケースあたり最低3時間の予習を行うこと。
ファイナンスに関しては、必要に応じて個別に独学したことはあるのですが、全体像が把握できていません。
特に学ばなくても講義は乗り越えられるかもしれませんが、私が理解に自信を持つために必要です。
時間的に精読は不可能ですが、参考図書に挙げられていた「若杉敬明著『【新版】入門ファイナンス』中央経済社」を追加購入し、講義までに基礎知識を補強したいと思っています。
まとめ
課題もまだ中途半端な準備しかできていないのですが、なんとか講義初日のディスカッションに耐える理解にしたいところです。
残り時間をやり繰りして、なんとか形にします。