Business Lawの講義準備を始めました
一昨日(2016.9.3)、大阪の実家帰省中に大学院から9月17日スタートのBusiness Lawの講義資料がメールで届きました。
そろそろ大学院の夏休みは終わりのようです。
Business Law
理由を確認したことはありませんが、学位に関する国際認証を取っていることなどが影響しているのか名古屋商科大学大学院の講義名は、すべて英語です。
当初、この講義内容の中心は、会社法だと勘違いしていました。
税理士の仕事の中で、税法に次いで触れる機会が多い法律だからです。
しかし、全くの勘違いでした(苦笑)
会社法を英訳すると「Companies Act」のようです。
この講義は、単体の法律のことを意味しているのではなく、ビジネス(企業)に関係する法制度全般「企業法学」を意味していました。
したがって、税務会計系の講義ではなく、経営学系の講義です。
講師は高野一彦先生
高野先生は、大学院マネジメント研究科の客員教授で、名古屋商科大学大学院の「ティーチング・アワード」を受賞されています。
このティーチング・アワードとは、毎講義ごとに行なわれている授業調査というアンケートの結果に基づいて行われる優秀講師の表彰です。
この大学院は、学生にも厳しいですが、教員もこのように評価されるのです。
高野先生は、このティーチング・アワードを2013から、客員教授でありながら、3年連続で受賞されています。
なお、ゼミの担当教授である山田有人先生は、さらに模範になるべき教員として、もう一つの上の「アウトスタンディング・ティーチング・アワード」を2015年度に受賞されています。
講義計画
大学院で公開されているコース情報からすると、講義で扱われるケース等は次の通りです。
1日目/1st day 10:00-16:30
大和銀行株主代表訴訟事件、および代表的な株主代表訴訟の判例
2日目/2nd day 10:00-16:30
企業におけるトラブルが多いB2B(Business to Business;企業間取引)の契約の締結と解除における信頼の法理
3日目/3rd day 10:00-16:30
理化学研究所研究員スパイ事件など
4日目/4th day 19:00-17:00
経営者として会社を危機から救うための経営判断のシミュレーション・トレーニング
このような計画ですので、今回の講義は、名古屋で受講したリスクマネジンメントに近い部分があるかもしれません。
そして、今回の講義はレポート提出があります。
講義後レポートは原則禁止されましたので、講義前レポートとなっており、講義開始前までに当日講義分のアサインメントの回答をレポートとしてまとめ、提出することになっています。
まとめ
修士論文も思ったように進んでいないところに、講義準備もスタートです。
夏休みが終わっただけではなく、いよいよ本格的にお尻に火がついてきました。