Tax Planningの講義準備を始めました
一昨日、「Inheritance Tax Law(相続税法)」の講義が終わりましたが、休む間もなく昨日(2016.12.6)から、次の講義である「Tax Planning(税務戦略)」の講義準備を始めました。
今回は、中一週の休みがありませんので、今週末からさっそく講義が始まります。
東京校ではなく、名古屋校で受講
本来のスケジュールからすると、次の東京校の講義は、金融アナリストの永野良佑先生の「Management and Planning for Financial Products」です。
金融商品に詳しいわけではないことから、受けたい気持ちもあるですが、春期に受講できなかった山田先生の「Tax Plannign」の受講を優先することにしました。
この講義を受講しなかったのは、ゼミの指導教授でもある山田先生から、「International Taxition(国際税務)」の講義受講までは、この講義を受講しないようお勧めがあったからです。
そのため、春期はこの講義の代わりに、名古屋校の「Risk Management」の受講しています。
講義計画
BlackBoardでは、次のような計画となっています。
使用されるケースの多くが、春期の「Tax Accounting(税務会計)」や「International Taxition」で使用されたケースであり、確かに国際税務を受講後に、講義を履修する方が良いことがよくわかります。
また、今回の講義は、今までの法令や制度などに関する勉強ではなく、より実務に近い、税務戦略という提案を学ぶ講義です。
まとめ
以前うかがった「論文テーマを決める前にこの講義を受けると、どうしてもこの税務戦略に影響を受ける」とおっしゃっておられた山田先生のお話が印象的だったのですが、今テキストを読みつつ確かにそうかもしれないと感じています。
なぜなら、これがとても面白いからです。
税法を理解し、覚えるということは、当然にこの提案ができるための前提ではあるのです。
今回の講義は、その税法の知識をどのように使いこなし、顧客利益を最大化するのかという方法論であり、ある意味とてもゲーム的な面もあります。
私はとても面白いと感じます。
ただ、慣れない数学的な思考が必要なこともあり、予習は大変です。
しかし、興味の持てる内容ですので、今回の講義もとても楽しみです。