6月度のマンションコミュニティ研究会に行ってきました
昨日(2016.6.22)は、5月は社会人大学院の課題に負けて行けなかったマンションコニュニティ研究会に行ってきました。
4月は日本マンション学会「2016千葉大会」の市民シンポジウムが、研究会を兼ねていました。
研究会に月島区民館まで来るのは3月以来、3ヶ月ぶりです。
4月に名古屋商科大学大学院に入学してから、とても密度の濃い毎日を過ごしているため、ブログで振り返ると久しぶりのはずなのに全くそんな感じがしません(苦笑)
テーマは「管理規約とコミュニティ」
マンション管理業界では、昨今話題の「民泊」とともに「マンション標準管理規約の改正」で賑わっています。
今回は、その「標準管理規約の改正」に対して、どのように対応していくべきかについて、RJC48代表の應田治彦さんや弁護士の梶浦明裕先生から、管理組合での理事長・役員体験を通じた知見などをご披露いただきました。
マンションでコミュニティ活動(催事)を行うことは可能
マンションコニュニティ研究会の代表、廣田信子先生から、セミナー出席者は、このことを発信して欲しいとのお話がありました。
結論、「コミュニティ条項削除」と呼ばれるマンション標準管理規約からのコミュニティに関連する文言の削除は、管理組合が主宰する催事(夏祭りなど)の禁止に直接つながるものではありません。
全くの無条件ではないのですが、今回この条項削除が意味するところから考えれば、当然の帰結です。
しかし、誤解を生むような新聞報道などがありました。
廣田先生からは、その誤解が広がることによって、マンションでのコミュニティ活動が阻害されることないようにしたいとの想いが伝わりました。
また、マンション標準管理規約は、法令ではないものの、マンション管理系の資格では避けて通ることができない必読の告示です。
今後の勉強する人たちは、コミュニティ条項がない管理規約を勉強することになります。
私もそう思いましたが、誤解をこれ以上広げないためにも、改正経緯などを正しく伝えていく必要性があります。
プレゼン能力は重要
最近、セミナー受講視点が変わってきました。
特に研究会では、プレゼンテーションやファシリテーションスキルの重要性を感じました。
現在通学している大学院においても、ゼミの担当教授である山田先生を始めとして、講師陣から再三その重要性について指導を受けています。
最近は、発表の内容そのものよりも、その伝え方や資料の作り方に目が行くようになり、いろいろ気になるポイントがありました。
この方法論に明確な正解はないと思いますが、やはり伝わるプレゼンでなければ、そもそもプレゼンする意味がありません。
ファシリテーターがいるのに、場を盛り上げられなければ、その場の目的の達成が危ぶまれます。
まとめ
出席するたびに思いますが、このマンションコミュニティ研究会は、発表内容が濃い上に熱い研究会です。
私は、このパワーを生み出している源泉の一つに、参加者の将来への危機感があると思っています。