Tax Law受講2日目
一昨日に続き、昨日(2016.10.23)は、Tax Lawの講義2日目でした。
私は終日丸の内ビルディングに缶詰という不健康な週末でしたが、昨日は、すっきりとした秋晴れというわけではないものの、まだ過ごしやすい秋の1日だったよう思います。
午前は書籍要約発表
昨日の講義に続き、午前中は、グループごとに担当割りされた書籍要約のプレゼンテーションです。
昨日は、指定されたテキストのうち、『改定第三版 税法の読み方 判例の見方』でした。
今日は、もう一方の『コンパクト租税法』です。
二冊を比べると、圧倒的に『コンパクト租税法』の方が読みやすいテキストです。
齋藤先生から、この本の著者である木山泰嗣先生のプロフィール紹介がありましたが、司法試験の租税法科目受験者を対象とした本で、非常に読みやすい本でした。
この本を見ると確かに「分かりやすく本を書く」ということが、どういうことのなのかがよくわかります(自分では書けませんが:苦笑)
その分、プレゼンテーションもやりやすいのですが、プレゼン中、齋藤先生からのツッコミは、わかりやすい本の内容よりも別の話に脱線しがちでした。
ただ、齋藤先生の脱線話は、実務や税理士事務所経営に直結するお話が多く、独立を目指す方にはとても参考になるお話でした。
特に、税法と隣接法規(商法・会社法・借地借家法など)との組み合わせに関しては、ご経験の厚みを感じずにはいられません。
確かに租税法の講義ではありますが、これらの余談から、個別実体法である所得税法・法人税法・相続税法だけではなく、「租税法」という法体系全体を知る必要性も納得できると考えます。
なお、今回のくじでは、私がプレゼン担当となったことから、拙いながらも、失敗も経験とプレゼンテーションしました(笑)
やってみるもので、やはり、いろいろ自分の問題点を感じることができました。
知らないことに回答できないのは仕方ないにしても、プレゼン全体の下読みが足りなかったため、先生からのツッコミにうまく回答できない場面があり、やっているつもりだっただけで、まだ少し準備不足でした。
午後は模擬裁判
楽しみにしていた模擬裁判です。
私の所属するグループは傍聴役(裁判員)で最終ジャッジを行う役のため、議論には直接参加せず、基本は聴いているのみでした。
そして、最初にこの役だったことは、議論の全体像を見ることができ、とても勉強になりました。
やはり、当事者だと、どうしても目の前の論点に集中しがちとなり、裁判員に分かりやすく、かつ、納得できる話として説明する視点に欠けます。
また、不利な論点ではあえてそうしているのかもしれません。
今回の使用ケースでは、課税庁サイドが勝った裁判だったことから、課税庁はあまり相手の論点に乗らず、相手から出された争点をかわすことでも有利になります。
その意味では、しっかりと公平に論争させるためには、裁判官役が重要だと感じました。
争点を明確にし、明確な答えが出るまでとはいかなくても、一つ一つ議論を終わらせていかないと、全体的には個人的意見のぶつけ合いドッチボールになってしまいやすいと考えます。
勝ち負けに関しては、そうなる方が有利なサイドがあるため、公平で、かつ、学びがある裁判にするためには、この辺りの仕切りが重要な気がしています。
まとめ
これで講義の前半戦が終了です。
後半は模擬裁判と筆記試験ですので、抜かりなく準備できるよう、グループメンバーとともに頑張りたいと思います。