6月度のマンション管理士会「技術研究会」に出席してきました
昨日(2016.6.20)は、先月に続き、所属している(一社)神奈川県マンション管理士会、6月度の技術研究会に出席してきました。
今回のメインテーマは大規模修繕工事
今回の講師は、同じ技術研究会メンバーの荘司純先生です。
プロフィールとして、建設会社で修繕工事に携わられ、その後、管理会社の技術部門でお仕事され、現在はマンション管理士として、管理組合の工事に関わられているとのことでした。
今回は技術的な専門各論ではなく、マンション管理士として「どのように大規模修繕工事にかかわっていくのか?」という辺りに、発表のポイントがあったように思います。
先日の湘南支部での例会でも似たような話が出ました。
マンション管理士には独占業務がないことから、分譲マンションに関する専門家ではあるものの、基本はゼネラリストであり、また個々の管理士それぞれの経験・実績・得意分野・ノウハウにも違いがあり、統一した話が難しいところです。
どうしても、具体的な話よりは、観念的な話や個別経験的な話となります。
そもそも結論があるような話ではありません。
ブログはやはり思考・方向性の整理に役立ちます
話は少し脱線しますが、この悩みは事業を行う方にとっては、モノは違えど、どこかに似たような話があると思っています。
そして、私にとってその部分は、このブログを通じて整理できていると感じています。
ペーパーテストのように正解があるわけではありません。
そのため、正解を探す作業ではなく、自分にマッチしないものを排除していく作業に近いと思っています。
やれることには自ずと限りがあります。
それを自覚するためには、考えているだけでは難しく、行動が必要だと思っています。
なんでもやってみればいいとまでは思っていませんが、ある程度の安全弁や目安を確保しつつ、随時アウトプットし、PDCAを回せる環境を作るという意味で、このブログが役に立っています。
失敗できる環境を作ること
失敗すると私なりにいろいろダメージを受けるわけですが、それでも失敗せずに放置しておくことの方がより致命的だと考えています。
一方で、取り戻せない失敗を繰り返すわけにはいかないので、しっかりと自分にとっての安全マージンを取ることが大切です。
ただ、リスクヘッジばかりしていても、そのヘッジコストが膨大になりすぎて、身動きが取れなくなります。
どのリスクをテイクするのかが、判断の分かれ目なのかもしれません。
「時間」がもっとも取り返しのつかない資源
私は、そのリスクテイクを考える上で、もっと重要な要素は「時間」だと思います。
次に「お金」辺りでしょうか?
ブログ師匠である井ノ上陽一先生も、最新作として『毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!』を出されました。
この辺りのバランスを考えながら、様々な問題や課題に取り組み、リターンを得たいと模索しています。
まとめ
技術研究会の話から脱線してしまいましたが、今回の研究会は新しい知見を得ると言うよりも、従来の考えを深掘りする方向性の話題だったことから、こんな感じで記事化してみました。
模索を続けながら、一つ一つ前に進んでいけるように取り組みたいと思っています。