今朝、水道管凍結で喫茶店が営業できない状態になっていました
寒波の影響で、寒いですね。
昨日に続き、今朝も神奈川県では最低気温が氷点下で、ついに今朝は、いつも時間調整で利用しているBECK’S COFFEE SHOPが水道管凍結で営業停止状態に陥っていました。
私が入店した時点ではコールドドリンクのみで営業してくれていました
水が出ない状態といっても、当初は多少使えていたようです。
そのため、私が入店したタイミングでは、コールドドリンクだけ提供可能ということで営業してくれており、とても助かりました。
おかげさまで、普段のルーティンを崩さずに行動できました。
しかし、水道管凍結の影響で、ほどなくコールドドリンクすら提供できなくなり、営業できない状態となってしまいました。
凍結の原因がわからなければ、避けえない事態であったのかどうかまではわかりませんが、この有事に際して、しっかりとした対処をされていた店員さんたちは、素晴らしいと感じました。
管理会社時代には、この時期は積雪などで大変なことになっていました
以前、緊急対応について責務や責任としての観点から記事にしたことがありましたが、どこまでのトラブルをその仕事の責務と考えるのかは難しいところもあります。
ただ、管理会社はまさにこういう時に、適切に対処することが求められます。
そのため、この時期、強い寒波などが降りてくると、水道管の凍結を始めとして、給湯器の凍結、積雪に伴う除雪対応などで、一気に会社の電話が鳴りや無くなり、その日はデスクワークが全くできない状況となりました。
事前に準備できないものもありますが、しっかりと事前に準備しておけば、比較的軽微な対処で済む場合も十分にあります。
しかし、日々の業務に追われると、こういった非常時への備えはおろそかになります。
管理組合や事業者は、非常時への備えも責務
以前の記事でも書いた通り、天災などは契約上では免責とされているものの管理会社にも一定程度の注意義務はあります。
ただし、それ以上のことは、管理組合や事業者自身の責任です。
以前に大学院での講義レポートについて記事にした際にも書きましたが、すべてのリスクを回避することはできません。
むしろ、必要なリスクを受け入れた先に適正なリターンがあるという判断もあります。
そして、実際に有事があった際にはどのように行動するかという、クライシスマネジメントも経営者の責任です。
マンション管理組合においては安心感を提供すること
クライシスマネジメント(危機管理)は、企業においては事業を継続することですが、分譲マンションの管理組合にとっては、居住者に住まいとしての安心感を与えることではないでしょうか?
それにもかかわらず、マンション管理組合が、修繕や財政、建て替えがなどの将来不安を与えるような組織となってしまっては、組織としての存在価値が疑われます。
いつまでもお仕着せの管理や管理規約で、管理運営していては、具体的な将来のビジョンを思い描くことは難しいと考えます。
まとめ
このように書いてはいますが、私も難しい課題です。
様々な制約条件がある中、主体的な行動をすることは、とてもハードルの高い作業です。
ただ、すべてを他人や環境のせいにしていても、問題は勝手に解決してくれません。
多くの人は考えしますが、その考えを具体的な行動に結び付けることが難しいと思っています。
私はその具体的な行動の第一歩のお手伝いができればと考え、このような仕事をしています。