社会人大学院第2回のゼミに出席してきました
早いもので、初回ゼミから2週間が経ち、昨日(2016.4.26)は、社会人大学院での第2回の山田有人先生ゼミ(セミナー)がありました。
2週間後とわかっているはずなのですが、前回からあっという間に感じます。
先生方、先輩方の皆さんから口を揃えて言われていることですが、修士論文を書くための2年間という期間が、とても短いことが徐々に実感としてわかってきました。
前回の復習として修士論文作成上の注意点から
必ず出席するようにシラバスで警告されていたにもかかわらず、初回ゼミを欠席した人がいたこともあり、前回の復習からスタートしました。
論文を書き、卒業して税法免除を獲得することがこの大学院に入学した目的です。
先生からもこの目的を達成するための支援として、注意点がアナウンスされました。
もっとも大切なこととして「タイムマネジメント&スケジュール」について前回に続き、今回もご指摘がありました。
当然、修士論文は重要ですが、卒業するためには単位が必要です。
講義がある期間(4月〜7月、10月〜1月)は単位を取ることに集中しなければならないことから、修士論文は休みの期間を活用することが重要とのこと。
単純に早めにやれば良いのではなく、必要なことを必要なタイミングで実施する「ジャストインタイム」の行動がポイントとのことでした。
その他、論文テーマの選び方、論文の書き方、資料の集め方、今後のスケジュール、中間発表などで使用するパワーポイント作成上の注意点などについて復習しました。
教科書内容のプレゼンテーション
今後のゼミでは、指定教科書である酒井克彦先生著の『スタートアップ租税法』と『フォローアップ租税法』を目次に従って担当割りし、それぞれ担当部分についてパワーポイントでプレゼンを行います。
著者である酒井先生は昨年の税務大学校公開講座で講義を受講したことがあります。
一般市民向けの「公開講座」だったことも影響していると思うのですが、とてもわかりやすいご講義が印象的でした。
山田先生からは、この教科書は修士論文を書く大学院生にとってスバリの内容で、判例引用の参考になるとのご説明がありました。
初回ゼミで担当割りを行っていたことから、その順番に従って、さっそく先生を前にプレゼンです。
そこでは、「初回だから」と先生から断りを入れていただきながらも、ダメだしオンパレードでした(苦笑)
先生から趣旨説明がありましたが、TAP(Tax accountant Program)の生徒は、他コースGMPやBIPに比べ、パワーポイントの作りやプレゼンが下手とのこと。
せっかくプレゼンを行うのであれば、わかりやすく、伝わる内容にするべきとのご訓示をいただきました。
ゼミ後は先生をお誘いしての飲み会
先生からは、初回ゼミの時点で「2回に1回ぐらいは付き合うから」と、とても有難いお言葉をいただいていていましたので、先生をお誘いしてゼミ生全員で飲み会となりました。
確かに飲んでいるので「飲み会」には違いないのですが、趣旨は論文テーマに関する相談会です。
雑談を交えつつ、ゼミ生それぞれのテーマ選定に関するご相談をさせていただきました。
おかげさまで、テーマ選定のために必要な下準備のイメージができ、次にやるべきことを明確化しました。
オフィシャルな講義時間以外にもこのような時間をいただける山田先生に大感謝です。
まとめ
講義でプレゼンを行うことは想定内にありましたが、ゼミでもプレゼンのレベルアップを狙えることは全くの想定外でした。
上達にはインプットだけではなく、アウトプットが欠かせません。
この機会を生かし、レベルアップを図りたいと考えます。
また、五里霧中のような状態だった論文テーマの選定についても少しずつ方法論が見えてきました。
いきなり前進させることはできませんが、少しずつ積み重ねていきたいと思います。