税理士試験免除決定通知書が届きました!
ご無沙汰してしまっています。
昨日(2018.11.1)、ようやく待ちに待った「税理士試験免除決定通知書」が、国税審議会より届きました。
仮まとめによる中間報告もしましたが、どうやらあの手続きで問題なかったようです。
あまりに遅いので、もし違っていたらどうしようかとドキドキしていました(苦笑)
通知書自体にも書かれていますが、申請日は、大学院修了の翌日(2018.3.23)です。
発送が前日(2018.3.22)でしたので、翌日には送達されていました。
しかし、書類上の免除決定日は10月29日、封筒の消印をみると10月31日で、そして、送達は昨日(2018.11.1)と、7ヶ月超かかっての決定通知となりました。
まずは一言「長い」
もうこの一言しかありません。
時間がかかるとは思っていましたが、ここまでとは。。。
早い人は6月下旬には通知がきているとの話もありましたが、私の周囲では、同じ大学院修了日の方でもまだ届いていない人がかなりいます。
直接知っている方でもっとも早かったのは、先月末ごろです。
結果としてみれば、早ければ3ヶ月ということもあるようですが、今年は半年以上かかる方が普通にいる状況となっています。
昨年はお盆前には届いている方もいるとの話を聴いていたことから、油断していました。
正直、こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。
私は実務要件2年を満たせていないことから、この決定通知が早くきたとしても登録できないのですが、実務要件を満たしている方は、登録・独立のスケジュールが大幅に狂うレベルだと思います。
次は実務要件が課題
ここまでくれば、次は税理士登録が目前に見えてきますし、周囲からは「いつ?」なんて、しょっちゅう聴かれることになります。
ただ、繰り返しになりますが、私はまだ実務要件を満たせていません。
税理士登録するためには、税理士試験の5科目合格・免除の他に、実務経験2年が必要です。
この実務経験とは、「会計に関する事務(貸借対照表勘定及び損益計算書を設けて経理する事務)などに従事した期間」をいい、税理士事務所での勤務の場合は、在職証明や出勤簿などによる勤務時間の積み上げ計算によって、その期間を証明する必要があります。
私は、現在の税理士法人で約4年間お世話になっていますが、勤務当初は週3日程度の午前勤務からスタートしており、現在でも繁忙期以外は午前のみの勤務であることから、積み上げ計算をしてもまだ2年という期間に届きません。
厳密にいうと、過去に勤務した管理会社での会計に関する業務や、個人事業主となってからの自らの事業の経理業務などの業務時間なども積み上げれば、現時点で達成している可能性もないわけではないのですが、これは証明が難しい(めんど(略))こともあり、現実的ではありません。
そのため、まだ登録まで時間がかかります。
一応、例年通りの勤務ペースでいくと、実務要件を満たせるのは来年2月頃の予定です。
その他にも意外に「お金」がかかる
税理士登録のための手続きを確認していて気づいたのですが、実務要件の他にもハードルがあり、実は開業資金もそこそこかかります。
設備投資が多額に必要となる他の商売に比べれば、大したことないと考えることもできますが、士業だから手軽に始められると油断していると足元をすくわれるかも知れません。
主な出費としては、登録免許税6万円のほか、登録手数料5万円、税理士会の入会金4万円、税理士会連合会本会の会費、税理士会所属支部の会費などがかかります。
独立する方であれば、事務所を借りないとしても、最低限パソコン、税務・会計ソフトなども必要なはずです。
まぁ、起業する方にアドバイスしている税理士なんですから、開業資金は準備しましょうという至極当たり前の結論に至りました。
まとめ
実務要件を満たせていないものの税理士登録に手がとどく直前まできました。
しかし、登録に関する手続きを調べれば調べるほど、色々わからないことや難しさがわかってきました。
例えば、これからは登録に関連して、税務に関する記事を書くことも難しい(税理士登録していないのに開業前に営業行為をしていると解釈される懸念がある)ことから、登録完了までは税務に関する記事も書けないと考えています。
こんな感じで色々ハードルはあるのですが、逆にいえば、約7年かけてここまでこれました。
着地(登録)も多少難しいようですが、目指した当初の見通しの悪さに比べれば、まだなんとかなるレベルのはずですし、むしろ、はじめたからにはなんとかしないといけません。
ブログは記事が書けない要素だらけで、またしばらく開店休業状態が続いてしまいますが、閉じる予定は今のところありませんので、今後ともよろしくお願いします。