名古屋商科大学大学院の税法学コース入学者について
先日、Tax Law講義後の懇親会で、私のこのブログをきっかけに秋入学してくれた方が二人いることがわかりました。
そもそもブログを読んでくれていることだけでも嬉しいことです。
しかも、このブログで後輩ができたことは、なお嬉しいことでした。
この大学院進学に関して
現在、通学している名古屋商科大学大学院に入学したきっかけは、税理士の井ノ上陽一先生第1回メルマガオフ会で、その時点、在校生(2.5期生)だった先輩にお会いしたことです。
その時点では、私はまだ税理士試験の簿記論と財務諸表論の受験直後で、まだ5科目受験で税理士試験を受ける方向で、考えていた時期だったため、大学院の修士論文で税法2科目が免除できることに関して、「そういう方法もあるんだ」ぐらいの認識しかありませんでした。
しかし、その後、税理士試験受験を重ねるにつれ、5科目受験から修士論文による税法免除に舵を切ることにしました。
理由として、次の3点がありました。
・試験で5科目突破しようとすると長丁場になりそうだと感じたこと
・合格者である税理士の先生方から、5科目合格である必要性よりも早く試験合格した方が良いと仰っていただけたこと
・この検討時には、税理士事務所への就職できていなかったことから、ほとんど勤務経験がないまま、税理士合格してしまう可能性があったこと
特に最後の3つ目が重要で、私の場合、異業種からのキャリアチェンジであることから、長年、税理士業界にいた方に比べれば、税務申告に関するノウハウを学ぶ機会がほとんどありませんでした。
また、マンション管理業での体験から、専門職業をやっていくためには、しっかりとした人脈やネットワークも必要だと考えていました。
この辺りの要素から、社会人大学院への進学を検討し始めました。
情報がほとんどない
調べれば、通り一遍の入学案内みたいなものは、もちろんあります。
しかし、私は修士論文による税法免除を目指していました。
大学院に入学し、卒業しても修士論文が審査にパスしなければ、意味がありません。
おそらく、パスしないというのは論文が書けず、卒業ができないパターンのことだと思うのですが、それも推測にしか過ぎません。
しかし、その辺りの情報が公開されているわけではないため、明確な指標がありませんでした。
大学院から資料を取り寄せたり、電話をかけて聞いてみたりしたのですが、大学院サイドは卒業までのことはフォローしているものの、卒業後に修士論文が審査をパスしたかどうかまでフォローしている大学院は、結局私が入学することとした名古屋商科大学大学院しか見つけられませんでした。
しかも、名古屋商科大学大学院は、大学院サイドから修士論文の審査通過率100%をうたっています。
こんな大学院は他にはありません。
しかし、入学審査辺りからはよく分からない
私の場合は、たまたま卒業生の方と面識があったことから、八重洲口付近で、飲みながら相談させてもらいました。
ゼミ以外は、本当に週末のみで大学院を卒業できるのか?
大学院での講義はどのくらい大変なのか?
などなど、いろいろお伺いさせていただき、入学前の疑問点を解消させていただきました。
しかし、それでも体験しないと分からないことがあります。
入学年度により変更されていることも、少なからずありました。
全く同じというわけではありません。
そして、これだけ分からないことだらけなんだから、きっと他にも情報を必要としている人がいるはずと、ブログに書き始めました。
まとめ
まぁ、「大変」「大変」と結構書いているので、逆に諦めてしまう人がいるかもしれませんが、それはそれで入学してから後悔してもらう不幸よりは良いと、私は考えています(大学院関係者の方には異論があるかもしれませんが。。。)
あと、以前にも書いていますが、名古屋商科大学大学院は、税理士事務所出身者だけではなく、一般企業の方も多いのが特徴だと思います。
少なくとも、私と同期の東京校6.5期生は、半数は一般企業にお勤めです。
その意味でも、名古屋商科大学大学院は、他の修士論文による税法免除ができる大学院とは、かなり毛色が異なります。
また来春の入学生においても、私のこのブログの情報が役に立ち、一人でも多くの新入生に出会えればと願っています。
特に、来春東京校入学生は、私と同じ山田ゼミになりますので、ぜひ前向きにご検討いただいて、一緒に学べれば幸いです。