予習に失敗 Financing of Innovationの講義は受講せず
先日(2018.3.31)のStrategic Service Managementの受講体験記事にも書いていますが、修士論文を書くためこのブログを休止していた299日間の間に履修登録をした講義は次の5つでした。
・Strategic Service Management
・Entrepreneur & Strategy
・Strategic Corporate Finance
・Financing of Innovation
・Management and Planning for Real Estate
ただし、このうち受講したのは、Financing of Innovation以外の4つです。
Financing of Innovationについては、予習に失敗したことから履修登録したにも関わらず講義を欠席したため受講していません。
今日は、「予習になぜ失敗したのか?」、「なぜ受講したかったのか?」などについて書きたいと思います。
ご注意 記事の内容は投稿日時点の情報に基づいたものであり、必ずしも最新のものではありません。
なぜ予習に失敗したのか?
以前にも簡単に触れていますが、もっとも大きな理由は英語です。
一部、英語のケースが配布されることはシラバスにも記載されていたので、知ってはいました。
ただ、この講義はできれば受講したかったことから、「何とかなるだろう」もしくは「何とかできれば」精神で履修登録しました。
結果は、ご覧の通りの何とかならずに講義欠席です。
一応、誤解のないように補足したいのですが、社会人大学院の講義予習をしっかりと行うことは、とても難しいと考えています。
理由はいうまでもないぐらいですが、働きながら時間を確保するからです。
したがって、それぞれの環境に合わせて、必要と思われる予習を講義計画から逆算して時間を捻出することとなります。
また、社会人として経験したことがある分野であるかどうか、学習済みの分野であるかどうかなども大きく影響します。
そのため、完璧な予習などというものはなく、人よっては講義受講当日の朝にレポートだけ仕上げ、講義を受講しながら予習する方もいらっしゃるぐらいです(それで単位が取れるかどうかは別問題ですが。。。)
この予習では、かろうじてファイナンスの講義は直前に受講していたことから、ファイナンスの基礎知識は抑えることができたものの、ファイナンスの知識以外にもIT系ベンチャー・スタートアップ起業におけるM&Aに関する様々な基礎知識が必要な上、それに英語という要素が加わったことで、普段の3倍増しぐらいの手間暇がかかってしまいました。
年末年始という期間ではありましたが、修士論文の補正や出産を控えた妻もおり、言い訳としては、その結果としてのスケジュール破綻です。
今回の失敗の学びは、要素の掛け算で必要時間が変わることです。
新しい分野での学びである上に、普段慣れていない英語も加わってしまうと、資料からの読み取り精度が格段に落ち、時間もかかり、見込みを大幅に超える結果となってしまいました。
何を学び・得たかったのか?
講義欠席を決断した理由の一つに、中途半端な予習では出席したくないという気持ちもありました。
この講義を受講したのは、M&A実務を学びたかったからです。
実務では単純に制度を知っているだけでは対応できない戦略や駆け引きなどがあり、その一歩先の「身につける」領域に進むためには、それを身につけるためのトレーニングが必要と考えていました。
ところが、今回の講義予習では、トレーニングに進むための準備体操で躓いている状態です。
これでは時間をかけても望んだ成果が得られません。
また、この講義は、MBAを取得するための単位取得において、一つ前に受講したStrategic Corporate Financeの保険的位置付けでした。
MBAを取得するために必要な5科目のうち、必要な単位は残り1科目分だったことから、Strategic Corporate Financeか、Financing of Innovationのいずれか一つの単位が取得できれば、MBA取得には問題ありません。
昨年受講したStrategic Corporate Financeでの手応えは悪くありませんでしたので、Financing of Innovationを無理に受講する必要がなかったことも欠席に至った大きな要因です。
むしろ、受講者の全員が高いレベルの予習を行えているとも思えませんので、単位が欲しいだけであれば、中途半端な予習であったとしても得意分野での発言などでポイントを稼げば単位を落とすまでの結果にはならないとも思っていました。
まとめ
まとめてみても、やはり失敗です(苦笑)
他コースであるマネジメント研究科の講義のため、終了後に聴講するには有償となりますが、一応、リベンジとして聴講生としての受講もアリだと思っています。
また、やっぱり悔しいので、少なくとも英語は学び直したいところです。
このように振り返りながら、色々と学びを深めたいと考えています。