相手の課題や問題にフォーカスして解決策を探る
一昨日、昨日とマンション管理士会の研究会がありました。
研究会後に毎回有志で懇親会があるのですが、そこで他参加者のご意見を色々と伺っています。
その中で、普遍的に登場する話は、マンション管理士という資格をビジネスとして成立させることです。
ここが、マンション管理士会に所属する各会員、並びに、管理士会そのものの悩みであると感じています。
課題ははっきりしているはず
長らく、私自身、マンション管理士という資格には、いろいろと問題や課題があると感じています。
そして、それらに関して、このブログでもかなり記事を書きました。
そして、自らこの資格で独立するようになって、さらに、この問題・課題への対応が必要という認識が深まりました。
ただ、認識は深まっても、具体策とならなければ意味がありません。
管理士ごとに考える対策手法が異なっている
皆さんにヒアリングしていて感じるのは、解決策へのアプローチがバラバラであることです。
もちろん、統一した方法にのみする必要はありません。
ただ、少なくとも団体としての管理士会だけでも、統一感のある施作が行われていると良いのですが、参加して感じるのは、全国規模の連合会とその再編を行うところまではきたものの、このマンション管理士という資格の持つ根本的な問題にまでは手をつけられていないのではないかと思っています(私も全てを知っているわけではありませんので、実は、すでに対処するべく、動かれているのかもしれませんが)
それだけ根本的なこの問題に対処することへの根深さ、難しさを感じます。
しかし、ただ手をこまねいているだけではいけません。
私もこの問題や課題に対処するために動きたいと考えています。
提供できるものベースではなく、顧客価値から逆算すべき
そして、最も大切なのは、こちらが提供できるもの(所有スキル)ベースではなく、顧客が求めているもの(課題解決)ベースで、組み立てることだと考えています。
もちろん、理想であって、現実としては、私にも様々な制約や環境があります。
しかし、制約や環境を言い訳にしていては、いつまでも問題や課題が解決しないことも、一方の事実です。
この折り合いをつけ、最も顧客ニーズにあった価値提供をできる者が、この課題を解決すると考えています。
そして、この顧客は、マンション管理組合や区分所有者だけではなく、マンション管理士自身も含め、想定しています。
まずは個人的な動きと活動から
そうは考えつつも、私は、まだ実績もなく、管理士会に行けば、最も若い年齢層に属する一新人の管理士にしか過ぎません。
大きな影響力を行使したり、組織力を目指したりするのは、私の領分ではないと考えています。
まずは個人的な動きで、この管理士の持つ問題・課題に取り組みたいと考えます。
そして、その活動に中身が備わるのであれば、いずれ賛同者を得ることも叶うのではないかと思っています。
まとめ
まだ具体的なものにはなっていませんが、今後この方向に向け、活動したいと考えています。
マンション管理士として、まだまだ儲けを云々できる段階ではありませんが、そうであるからこそ、儲かるかどうかで行動を決めるよりは、やりたいことがどうかを基準にして、行動したいと思っています。