マンションコミュニティ研究会の勉強会に行ってきました!
一昨日(2016.1.27)、一級建築士でマンション管理士の廣田信子先生が代表を務められる『マンションコミュニティ研究会』で開催された勉強会『郊外部に立地する高経年マンションの経営的管理』に行ってきました。
きっかけは、先生のブログでの告知です。
勝手にメンターとしている他の先生方と同様、feedlyでRSSを拾い、ネットウォッチしていました(笑)
お昼はラーメンを食べてみた
いつも通り、午前の税理士法人の勤務が終わってから、JR横須賀線で新橋へ移動します
お昼を食べていなかったので、電車の中でネット検索し、ちょっと興味の出たラーメン屋さん『纏』さんへ
ネット検索ですぐ出てくるだけあって、14時台にもかかわらず、まだ人が並んでいます
30分近く並んでからようやくありつけました。
空腹がピークに近かったので、濃厚鶏つけ麺大盛りを注文し、頂きましたが、残念ながら、「おいしいけれど、並んで食べるほどではない」という感じでした。
人気メニューとなっていた「平子煮干そば」の方が良かったのかもしれません。
次にチャンスがあれば、そちらを食べてみたいと思います。
会場付近まで移動したけれど、iPhoneの充電ケーブルがない
昼食後、少し歩いて大江戸線汐留駅へ
月島駅に着きましたが、そこでiPhoneの電池がかなり減っていることに気づき、カバンの中を漁りますが、充電ケーブルがない!
一瞬、手早くコンビニで買おうと思いましたが、夕方18時半の勉強会開始までは時間がありました。
近隣の100円ショップを検索したところ、徒歩15分ぐらいのところに、ダイソーを発見。
ボーイスカウトをやっていたこともあり、少し歩くぐらいは全く苦になりません。
フィールドワーク代わりに散策も兼ねて歩きました。
目的地は月島の隣、『晴海トリトンスクエア』です。
なんとなく、「六甲アイランド」や「南港ポートタウン」などを思い出しますが、集住密度が段違いです。
ガーデンや水景を作り、環境デザインにも配慮されていますが、やはり密集度が違うと、受ける印象が全然違いますね。
こういう外構の水景を見ると、職業病から中水利用循環システムとか使っているんだろうなとか、いらぬことを考えます。。。
目的地のあるショップ&レストランに到着し
ダイソーでケーブルを購入します
コンビニで買うと、1,000円ぐらいしますが、ダイソーで買えば、充電用のケーブルは108円で買えます(正規品はiOSのアップデートで使えなくなる可能性が高いので期間限定ですけど:苦笑)
こういう時のその場しのぎには十分です。
月島と晴海の街並み・建物を比較しつつ
夕日を眺めながら、月島へ戻ります
勉強会を受講
少しノマドっぽく他所で空間を見つけて仕事をし、時間調整の上、会場の月島区民館へ
講師は、東北工業大学の小杉学先生で、マンションのコミュニティ醸成に関して、本当に勉強になりました!
特に冒頭に述べられた「この問題に対する特効薬はない」とのご発言に感銘を受けました。
長らく管理会社ポジションから、マンションのコミュニティ醸成に関して種々経験してきましたが、本当にこの通りだと感じます。
先生は「特殊解の事例であって、一般解にはできていない」とおっしゃっておられましたが、主体者である管理組合の皆さんの中で、「大きな壁を乗り越えるプロセスを経て、コミュニティが醸成される」という実例を知ることができたことは、とても納得できるお話でした。
また、質疑応答の中で話されていた「経営『的』管理」と銘打ってご紹介されていたのは、あくまで経営「的」視点でのコミュニティマネジメントの必要性をお伝えされているだけで、「企業経営」の考え方をマンションコミュニティに持ち込むことではないようにお話しされていたことも、よく分かるお話でした。
懇親会にも顔を出しました
せっかく来たので、懇親会にも出席させていただきました。
最後までは残れませんでしたが、小杉先生と、コーポラティブハウスに関連してお話でき、本当に楽しかったです。
まとめ
今までは、マンションコミュニティやコーポラティブハウスに関連する話題は、あまりメジャーな話ではないので、街づくりなどアカデミックな話とはなっても、なかなか管理実務に応用できるような話にはなりませんでした。
しかし、高齢化の進展とともに、マンションコミュニティ活性化に対する処方箋を考える上では大変有用な一助となります。
小杉先生のお話の通り、特殊事例の話であって、簡単に一般化できるわけではありませんし、私の中でも明確に言語化できるほどまとまっているわけではないのですが、注視していくべき話題かもしれないと考えましたので、一度、この辺りに関する私見を次回以降で記事化してみたいと思います。