Income Tax Lawの講義が終わりました
一昨日、昨日(2016.11.13)の講義を受講し、「 Income Tax Law(所得税法)」の講義が終わりました。
最終日には提出課題がなかったことから、さらに少し休めました。
といっても、最終考査があることから、一通り試験範囲を点検する必要があり、気を抜くことができるほどではありませんでした。
午前の講義
鎌倉先生からのご講義が30分ほどありましたが、すぐに試験でした。
税理士を目指す以上、当たり前の話ですが、理論だけでは話になりません。
計算力も必要と、計算試験が行われました。
しかし、持ち込み可の試験で、控除額や税額の速算表なども与えられます。
したがって、理解度を問う試験でした。
午後の講義
午後のスタートは、午前の計算試験の解説でした。
私は残念ながら生命保険料控除額の算定でケアレスミスし、満点を逃してしまいました。
やはり、多少勉強しても、にわか知識では、身につけられているというわけではないことが露呈しますね(苦笑)
そして、順調に講義が進んでいたことから、今後は確認テストの3回目まで行われました。
論述試験でしたので、計算問題よりはとっつき易かったですが、所得区分の微妙なラインを問われる試験で、試験後に行われた解説通りの解答は書けませんでした。
ただ、鎌倉先生は「ロジックがしっかりしていれば、同じ所得区分ではなくても正答とする」とおっしゃっておられたことから、この講義では、知識の正確さとそれにしっかりと法的三段論法を展開できるかが問われているのだと感じました。
この次は、遂に最終考査です。
85分間の論述試験で、時間との勝負でした。
設問数が多く、ダラダラと書いていたのでは、とても最後までたどり着けない試験だったことから、論点を絞りつつも必要事項を網羅しなければならないところがポイントだったように思います。
こちらも最後に解説がありましたので、おおむねの手応えはわかるのですが、先生の採点でどのように評価されるかまではわかりません。
ただ、試験をやりっぱなしにしているよりは間違いがしっかりわかりますし、レポートを出しっぱなしにしているよりは、身につく講義スタイルだと感じました。
締めは食事会
講義終了後は、受講生同士の交流と一息つくため、有志6名で丸ビル内のハンバーガーショップ、クアアイナへ食事に行きました。
急に寒なったことなどの影響もあると思うのですが、風邪を引いている人も多く、参加者は少な目でした。
しかし、その分、濃い話ができたように思います。
今回の参加者は過半数が、一般企業にお勤めの方で、税理士業の話よりは、企業における税務の話やそれぞれのプライベート話が多くなりました。
やはり、名古屋商科大学大学院は、受講生の多様性に特徴があるように思います。
それが直接何かの役に立つとかいうわけではないのですが、同業者だけでの集まりではないことには、少なくなりメリットがあると考えています。
まとめ
これで所得税法の受講も終わり、個別実体法は残すところ、次講義の相続税法のみです。
もちろん、これで所得税法の全てが身につくわけではないのですが、少なくとも所得税法の基本論点は網羅されていました。
そして、この講義と実務がリンクすれば、応用が利く知識として活用できるようになると感じることができるところまでこれたように思います。