届きました「マイナンバー」と「通知カード」!
本来は木曜日だったのですが、ニアミスで受け取れず、再配達は2日後しか受け付けないという日本郵便の不親切対応により、受け取りが土曜日となりました。
10月5日から開始とのアナウンスでしたが、手元に来たのは11月21日。
混乱を避けるために、配布日をずらすとは聞いていましたが、手元に届くまで約1ヶ月半かかりました。
もう制度自体については、いろいろ情報発信されていると思っていたのですが、政府はいまだ「国民の理解が深まっていない」とのこと。
すでに知っている方には「耳タコ」のお話だと思うのですが、改めて、私というポジションから解説してみたいと思います。
マイナンバー
通知を受け取ろうが受け取るまいが、すでに番号付けがされています。
すでに、住民票の取得では、希望によりマイナンバーを記載したものとそうでないものを選択できるようになっています。
通知カード
今回配布されているのは、「通知カード」です。
世帯主(私)宛に一括して家族3人分の通知カードが送られてきました。
そして、通知カードには、切り離せるようになっている「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書」がくっついています。
個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書
申請方法は、同封のご案内に詳細が記されていますので、割愛しますが、この申請を行えば、無料で「個人番号カード」を取得できます。
同封の申請書を使わなくとも、スマホなどからネットで申請もできるとのこと。
どんだけやる気なんだと、政府の本気度に逆にビビります。
個人番号カード
これは申請しないと入手できません。
私としては、現状では特に必要ないと思っています。
というのも、以前『マンション管理士の登録事項変更届出について』の記事で話題にしました「住民基本台帳カード」を既に利用しているからです。
発行のメリット・デメリットについては、井ノ上陽一先生が『マイナンバー[個人番号カード]のデメリット。あわてて申請しなくてもいい。』というブログ記事にして下さっているので、そちらを見るとわかりやすいと思います。
住民基本台帳カード
自治体によって受けることができるサービスが違うのですが、主に個人の確定申告をe-taxで行うために利用しています。
住民基本台帳カードは、来月で新規発行が停止され、その後は「個人番号カード」に役目を譲ります。
しかし、このカード、まだまだ有効期間があり、有効期限までは利用可能です。
券面に記載されている有効期限とは別に、「電子証明」の有効期限もあるのですが、今年更新したばかりなため、有効期限が3年であることから、少なくとも、あと2年は使えます。
まとめ
とりあえず、通知を受け取って、大切に保管しましょう!
利用は来年からです。
そして、次のような政府は利用範囲の拡大を検討しています。
・10月時点での閣議概要資料説明では、こんな感じ(トップリダイレクトとなったため、リンク削除)。
・5月に行われた「マイナンバー等分科会」での審議資料は、こんな感じ。
大切な情報が漏れて、悪用されることは望んでいませんので、個人情報を守ることは大切だと思いますが、個人的には、特定個人情報に関する法制など、入手した情報をどのように活用・利用するかに注目しています。