独学と名古屋商科大学大学院での学びを比べて
昨日(2016.6.13)のBLOGOSの次の記事を読みました。
私自身、Fランク大学卒業で、資格も実務など独学主体で学んできました。
確かに独学も重要だと、私も感じています。
ただ独学だけだと、全体像を学ぶことが難しい
私だけなのかもしれませんが、社会に出て独学していると、実務で関わる部分だけを場当たり的に学ぶことが多かったように思います。
そのため、その全体像を俯瞰して、その課題や問題を捉え、対処することが難しいと感じていました。
どうしても、忙しさにかまけて勉強が対処療法的になりやすい傾向がありました。
大学院では、まず短期集中的にその分野に関して独学します
名古屋商科大学大学院では、ほとんどの講義で、講義までに事前課題が与えられます。
この事前課題に対するために、シラバスで与えられているテキスト、参考図書はもちろんの事、ネット検索なども併用しながら、その課題分野の全体像の理解から入ることになります。
なぜなら、方法論の選択のためには、ざっとでも全体像を把握しないと、その解答(提案など)が合理的である理由を説明できないからです。
講義では自分が学んだことを発表・発言することになります
講義での発表・発言は答えあわせであるとともに、復習でもあります。
体験すると頭で考えているよりもはっきりと実感できますが、知っていることと、実行(発表・発言)できることには、驚くほどの違いがあります。
私は人前で話せるレベルの知識習得がしたくて、大学院に通っています。
その意味で、海外MBA形式で学べる名古屋商科大学大学院での講義は、最適だと感じています。
完璧ではないことには仮説を立ててチャレンジしてみる
はっきり言って、講義を受ける直前の段階の私は、その講義分野に関してにわか知識もいいところの状態です。
そのため、自分自身の発表は、いつも周りの人に言っていますが、ハリボテです(笑)
実際には、自分自身の発表・発言や、他の方のプレゼンを聞くことなどを通じて、自分自身の理解との答えあわせをし、理解を深め、身に付けるようにしています。
講義やセミナーを聴くだけでは、なかなか身につかない
よく言われることですが、結局、聴いても実践しないと身につきません。
聴いたことを実践する場が必要です。
その意味において、社会人大学院での講義はうってつけです。
仕事ではありませんから、多少失敗しても最悪単位が取れないに過ぎません。
知らないことや分からないことで恥をかいても、そもそも初めて勉強していることがほとんどなのですから、それが恥ではないはずです(間違えると、やっぱり恥ずかしいですけど:笑)
まとめ
税理士試験5科目の科目合格を目指さず、社会人大学院を選択した理由には、この辺りがかなり大きく影響しています。
私は税理士業界外からキャリアチェンジを目指しています。
いくら試験に合格して資格を取ったとしても、その分野で自信を持てないのでは、成功できるイメージが持てません。
結論、支払った費用以上の元を取り返すつもりで勉強してます(授業料はお安くないので、その意味でも大変ですが:苦笑)