Entrepreneur & Strategyを受講しました
ちょうど一週間ほど前(2018.3.31)に、3月に修了した社会人大学院の2年次でStrategic Service Managementを受講したこと記事にしました。
この次、2017年7月に春期最後に受講した講義は、名古屋商科大学大学院でもっとも有名な教授のお一人、長沢雄次先生のEntrepreneur & Strategyでした。
名古屋商科大学大学院では、各講義ごとに行われる授業調査の結果、学生から極めて高い評価を得て、他の教員の模範となった教員に贈られる「ティーチング・アワード(Teaching Award)」という制度があります。
その中でも、最も優秀な教員には「アウトスタンディング・ティーチング・アウォード(Outstanding Teaching Award)」として表彰されるのですが、長沢雄次先生は6年連続でこの最優秀賞を受賞しています。
ご卒業された先輩方からも、ぜひ受講した方が良いとオススメされたこの講義は、とても楽しみでした。
講義はとても明快
あいかわらず、講義準備は大変でしたが、期待以上に素晴らしいご講義でした。
講義冒頭に先生からのご説明がありますが、「共に学ぶ」講義です。
ケースメソッドの王道は「ケースを追体験し、主人公の立場で思考すること」と教わりました。
そして、まさにその通りの講義が週末4日間で行われました。
そして、起業したい人を増やすこともこの講義の目標とも話されており、その目標をしっかりと感じられる講義でもありました。
それぞれタイプや状況の異なる14人の社長に関するケースに取り組みます。
どこに起業のチャンスがあり、どうやって起業し、どのように経営し、そしてどのように成長するのか?
その中で、それぞれの社長起業の成功(ときに失敗)要因について学ぶ講義でした。
また、講義で使用されたケースを書かれたケースライターや登場人物である社長ご本人にも講義に来ていただけ、知識を学ぶ講義ではなく、体験を伝える講義であると感じました。
講義の最後は、起業などのアイディアプレゼン
講義の最後には、起業、もしくは企業再生、新規事業のアイディアプレゼンがあります。
希望者は全員発表できるのですが、22名が立候補し、一人12分の持ち時間でのプレゼンとなり、私も発表しました。
クラス全体で、アイディアプランの成功要因とブラッシュアップを討議してもらえるのですが、残念ながら私は12分の持ち時間を自分の発表だけで終えてしまいました(苦笑)
まぁ、伝えたかったことは、クラスに伝わった気がするので、良しとします。
まとめ
6年連続のアウトスタンディング・ティーチング・アウォードが納得の長沢先生のお人柄の伝わる情熱のこもったご講義でした。
また、「起業したい人を増やすこともこのコースの目標」とおっしゃられるだけあり、その熱意が講義出席者の心を動かしていたように感じますし、実際にその成果も出ているように思われます。