Business Lawの講義前半が終わりました
一昨年に続き、昨日(2016.9.18)の講義で、Business Lawの講義前半が終わりました。
台風が近づいていることもあり、二日続けてあいにくの雲空で少し蒸しますが、暑さが和らいできているので、勉強しやすい季節になってきたと感じます。
講義内容
講義計画通り、午前は、「企業におけるトラブルが多いB2B(Business to Business;企業間取引)の契約の締結と解除における信頼の法理」についてグループ&クラスディスカッションしました。
ただ、午後からは、高野先生のご専門である個人情報やプライバシー関連のショートケーススタディでした。
いずれもかなり身近なケースが題材として取り上げられており、さらに、先生のファシリテートもあって、議論も活発に行われました。
さすが、ティーチング・アワードを受賞されるだけあり、納得のご講義です。
楽とはいえません
一ヶ月半空き、久しぶりに受講して感じますが、準備をして週末丸二日終日講義を受けるこのスタイルは、単位を落とさず、しっかり勉強したいと考えると、けっこうキツイです。
もちろん、税理士試験受験と比較し、仮に勉強時間や労力が同じだとしても、不合格となる率を考えれば、明らかにその労力に対するリターンは大きいと実感しています。
しかし、他の社会人大学院はどうかわかりませんが、少なくとも私が通学している名古屋商科大学大学院は、単位取得が簡単ではありません。
以前から話題にしている通り、受講生3割の単位を落とす評価制度となっているからです。
税法免除以外のメリット
私は、既卒生の先輩から色々アドバイスを受けていたこともあり、フルタイムを避け、一定の準備をして臨みましたが、多くの方はフルタイムで勤務している上に、残業などもあり、とても忙しくされています。
知らずに入学してしまった方は別として、それでもこの名古屋商科大学大学院を選ばれているからには、修士論文による税法免除以外のメリットがあると考えたはずです。
わかりやすいメリットとしては、ゼミだけは平日夜間ですが、ほぼ週末だけの講義で税法免除できることだと思います。
おそらく多くの方は、私も含めそこが選択の大きな理由のはずです。
他に、MBAも取得できることも挙げられますが、そこは税法免除に比べれば、かなり弱いメリットだと考えます。
以前にも記事にした通り、私は理由があって取得を目指しています。
もちろん、この大学院を選んだからには取得したいという方はいらっしゃいますが、MBA自体を目的とするのであれば、税法学コースである必要はなく、この大学院に限っていえば、他コース(GMP・BIP)を専攻すれば良いだけの話です。
やはり、税法免除を目指すだけでいえば、ここまでのことをする必要はないと考えます。
最後に、入学してからわかったといえるメリットですが、昨日の記事でも書きました「受講生同士のつながり」です。
税理士登録を目指す上で、様々な刺激を受けながら、勉強できることは、大きなメリットだと感じています。
まとめ
講義終了時に、次週分の宿題をたっぷりいただきました(苦笑)
ただ、調査対象企業も自分で選べるところが、この講義の面白いところです。
勉強するためにこの大学院に来ましたし、少しでも楽しみながら学びたいと思います。