「Corporate Tax Law」の講義初日が終わりました
昨日(2016.5.7)は、「Corporate Tax Law(法人税法)」の講義初日、室内にこもって勉強するのがもったいないぐらいのいいお天気でした。
一応、講義準備しましたが、その甲斐なく、初日のディスカッションは2連敗でした(苦笑)
今日の講義で、少しでも巻き返せればと考えています。
講義は、先生の自己紹介&雑談からスタート
佐々木浩先生に関しては、私に勘違いはなく、事前に承知していた通りのプロフィールでした。
そして、佐々木先生のプロフィールに関して、字面で知るよりも具体的なご体験を踏まえてお伺いでき、講義に対する期待がさらに高まる自己紹介となっていました。
午前中は、この他、4日間で行われる講義内容・進め方・評価などに関する説明が行われました。
講義について
午前中に行われた説明の中、今講義のポイントだと感じたのは、次の点です。
評価はあくまで個人をベース
午前の講義に関するご説明の中で、グループ割はしているものの、基本は個人別の評価であることを強調されていました。
知識の多寡だけではなく、講義中での伸びしろなども含めた評価
佐々木先生は知識より考え方・思考法を重視されており、「記憶のための講義ではなく、理解のための講義」とおっしゃられていました。
リーダーを選出し、グループごとに担当パート分け
グループ割については、GW中に当初のグループ編成が変更になったのですが、昨日は欠席者の調整が行われ、私はさらに別グループへと移動になりました。
そして、リーダーも4日間毎日変更するとのこと。
グループ内での協議の結果、初日は私が所属グループのリーダーとなりました。
担当分けは、判例(ケース)における3グループ(納税者・課税庁・裁判所)でのディスカッションや、制度概要などは担当グループのみでプレゼン説明するなどを各グループで選出されたリーダーが代表して協議し、希望を反映しつつも各グループが平均的に担当するよう調整しました。
ディスカッションで2連敗
グループ内で協議した上での判断ですが、早い段階でケースを主体に担当パート(納税書と課税庁、各1ケース)をとったことが裏目に出たのか、勝手がわからない中、チャレンジしたところ、あえなく担当した2ケースとも裁判所のジャッジで敗れました。
先生からのアドバイスでは主張の組み立てやテクニカル(法律技術)面に偏っていたことがよくなかった模様。
「Tax Accounting」でのディスカッションのイメージに引きずられていた部分があったと反省しています。
まとめ
初日2連敗と出だし最悪ですが、講義の感想として、今回もとても面白い講義です。
多少は先生からの合の手があるものの、基本は、ほぼ受講生主体でのディスカッションです。
私は全く活かせていませんが、知識レベルだけではなく、考え方次第でやりようはある講義です。
こういうアドリブや事前準備できない事態は私の苦手とする分野ではあるのですが、その分ここで失敗しつつ、学べることにとても大きな意義を感じます。
しかも、法人税法の知識を実際に法律の素案を作られていた方から教えてもらえるという特典付きです。
やるからには評価も欲しいし、勝ちたいのですが、それを超えてシンプルに学ぶことが楽しいと思える講義初日でした。