『みんなの管理組合』にアドバイザーとして投稿しています
先日お会いしてきました株式会社CIPの須藤社長が運営されている『みんなの管理組合』というサイトがあります。
今までも様々なQ&Aサイトで、マンション管理に関するトピックが上がっていましたが、このサイトはマンション管理特化型ということになります。
無料で回答しています
ここでアドバイザー登録して回答していますが、報酬があるわけではありません。
ブログと同様、情報発信の一環として行っています。
その専門知識の習得に費用や時間を投資している専門家が無償回答すること自体どうなのかと思う部分も多少ありますが、営業的な側面よりも端的に回答できることは、ここで答えてしまっても問題ないと考えていることから、投稿しています。
個別性の強い相談には回答が難しい
ただし、個別性の強い相談には、できるだけ役立つような回答に努めていますが、匿名、かつ、背景情報もない中の回答では、その正確性には疑問が残ります。
また、管理組合という組織の中で、検討・審議・決定していくためには、ちょっと調べて知っているだけでは難しいと考えています。
結局のところ、簡単に聞いてもらって答えられる内容については、答えてしまっても何ら問題ないと思っています
むしろ、その程度のことは回答して自己解決していただいた方が良いと考えます。
世の中には正解がない問題が山ほどある
試験問題ではありませんから、様々な問題や課題には、正解があるものの方が少ないと感じています。
しかも、分譲マンションの管理組合は、その正解がない問題や課題に対して、価値観の共有化も十分に行われていない中で、財産を共有して活動しているという状況です。
ある人にとっての正解が、他の人にとっての正解でないことなんて、当然にありえます。
そこで最大公約数的に解決を図ってきたのが、今までの実情だったと思います。
しかし、マンションが高経年化し、「居住」「賃貸」「空き家」などと活用形態が多様化する中、さらに利害関係が複雑化してくると、何が最大公約数となるのか明確に答えられるでしょうか?
人が介在しないと解決しない課題に注力したい
このような中、マンション管理士としての業務は、その課題の解決に第三者の介在が必要な課題に取り組むことだと思っています。
それは、昨日にも記事化したような「生活上の価値」の向上には、自己解決が難しく、第三者の介在がないと解決が難しい部分があると考えているからです。
そのため、そのような部分にこそ、マンション管理士として注力したいと思っています。
問題解決者はマンション管理士ではなく、当事者である管理組合
当然ですが、以前にも記事にした通り、我々マンション管理士はアドバイザーであって、問題解決者でありません。
管理組合自身が丁寧に個々の課題に取り組むことによって、問題が解決されていくと考えます。
そして管理組合が組織としてまとまっていくための一助として、ビジョンやミッションを共有化していく作業を、マンション管理士としてお手伝いできるのではないかと思っています。
まとめ
大きな課題に取り組む前に、まずは目の前の疑問や質問に答えられる必要があります。
また質問者に対して、私がどのようなことを行ってきたのかをアピールできる部分もあり、投稿しています。
私がどんなマンション管理士であるのかを知っていただくことによって、理想の売上を作れるよう頑張りたいと思っています。