ようやくゼミの後輩ができました
先月修了した名古屋商科大学大学院ではゼミの後輩はいませんでした。
なぜなら、指導教授である山田有人先生が名古屋商科大学大学院を辞めてしまわれたからです。
そういうわけで、名古屋商科大学大学院での山田ゼミ最後のゼミ生となりました。
しかし、昨日(2018.4.17)新たにゼミでの後輩ができました。
それは、指導教授である山田先生が、名古屋商科大学大学院を辞めただけであり、大学院での指導自体を辞めたわけではなかったからです。
関東学院大学大学院
山田先生がご転職されたのは、神奈川県横浜市金沢区にある関東学院大学大学院の法学研究科です。
名古屋商科大学大学院では会計ファイナンス研究科税法学コースのご指導でしたので、大きな枠としては経営学の分野での指導教授でしたが、税法学はもちろん法学の一分野です。
したがって、法学部分野の研究科においてもご指導が可能です。
この4月から関東学院大学大学院に移られ、ゼミを持たれました。
名古屋商科大学大学院でもそうであったように、こちらでも山田先生のご指導を受ければ、大学院修了後に修士論文の提出による国税庁への税理士試験税法科目免除の申請が可能です。
小田原から移転して間がないのですね。
初めて関東学院大学に行きましたが、新しい校舎群などに驚きました。
今回訪問したのは論文プレゼンのため
山田先生が論文指導をされることは間違いないのですが、私にゼミの後輩がいなかった逆で、関東学院大学大学院のゼミ生には先輩がいません。
すると、私がゼミの先輩方からいただいたようなご協力やご助力がまったく無いことになります。
その対策として、山田先生から関東学院大学大学院のゼミ生に修士論文のプレゼンをしてあげて欲しいとのご依頼がありました。
学校は違えど、同じ山田先生の教え子であれば、やはり後輩です。
お安い御用と引き受け、今回の関東学院大学でのゼミにお邪魔する運びとなりました。
今回のゼミでは、完全に名古屋商科大学大学院スタイルで、パワーポイントによる修士論文のプレゼンを行いました。
ただ、副査の先生方に対する修了審査発表会のような税法がある程度以上わかっている方への発表では、後輩に伝わらない可能があります。
そこで、資料は同じものですが、修了審査のための発表方法からは少しアレンジし、発表会での発表時間15分を無視して、少し丁寧&ゆっくり目のロングバージョンプレゼンをさせていただきました。
その他、私が先輩方から引き継いだ資料をもとに、資料の集め方、論文作成に向けたスケジュール感なども解説しています。
飲み会
ゼミが終われば飲み会です(笑)
多少質疑はありましたが、ゼミ中でのやり取りだけではゼミ生それぞれの相談には乗れません。
個別の質問に関しては、この場で論文を書き終えたばかりの修了生の立場からアドバイスさせてもらいました。
ただ、修士論文を書くことは同じでも、海外認証のMBAが取得できる名古屋商科大学大学院と、おそらく一般的な大学院である関東学院大学とでは、大学院としての性格が違いすぎます(苦笑)
共通のものとして話せないことは多々ありますが、それでも税法という分野を扱う以上、全く違うというわけでもありません。
特に論文の研究テーマ選定に関しては、話に花が咲きました。
ここが研究を進める上で最初に悩む部分であり、この選定によって論文を書く上での苦労が随分と変わると感じているからです。
まとめ
山田ゼミでは、過去の先輩方の積み重ねが少しずつでもあっても次の代へと引き継がれてきました。
その引き継いだものを、とりあえず次に引き渡すことができてホッとしています。
将来、相互支援しあえる関係として長く付き合えればと思っています。