少しずつ経営者的判断が増え、判断の視点が変わってきました

起点はいろいろと考え、決めることはできるのですが、私自身の中で最初に個人事業者として経営判断をしたのは、自宅用に購入した所有マンションを賃貸として貸し出すこととし、具体的に動き出したタイミングだと考えています。

振り返れば、この判断をしたのは、税理士試験受験を開始した初年度の2012年2月からですので、ほぼ5年前になります。

 

5年経ってもまだプレイヤー的判断を脱しているとは感じられていません

社会に出てから、税理士受験を開始するまでの約15年間は、経営者ではなく、おおむねサラリーマンでした。

そのため、私の判断の基準や視点は、まだまだ一プレイヤーとしての近視眼的視点を脱することができていないと感じています。

もちろん、いつまでもこのままで良いとは思っていません。

むしろ、もう5年も経ったのだから経営者視点からの判断もそれなりにしているとも考えています。

しかし、一昨年からマンション管理士としても起業・独立し、また昨年は社会人大学院に入学したことなどで、経営者層、マネジメント層のポジションにいる方々との接点が急激に増えました。

その結果、プレイヤー視点ではない考え方や行動を目の当たりにする機会が増え、私自身の判断や行動は、まだまだサラリーマン時代の視点や行動から抜け出せていないと感じることが少なからずありました。

 

最も感じる違いが行動のスピード感

やはりトップマネジメントに近いほど、判断が早い方が多いと感じます。

もちろん、慎重に判断すべきこともあります。

失敗しないための判断であれば、慎重さに重きをおいた行動で問題ありません。

しかし、ことビジネスにおいては、スピードが重視されたり、有効だったりする場合が少なくありません。

この例えだけが一人歩きすると良くないのですが、ある種、航空機が離陸するために必要なスピード感が、起業のスタートアップには必要とされる場合があると考えています。

 

しかし、そのスピード感は結果

では、ただ早く、または速く判断し、行動すれば良いのでしょうか?

行き当たりばったりではない判断をするためには、そうではないことは明らかです。

スポーツにおける身体運動と同じように、素早く行動するためには、その準備・予備動作が重要となります。

しっかりとした身体作りを行い、身体操作能力を身につけた上で、緊張感を伴った判断で、行動することが必要なはずです。

これらはビジネス上の基礎体力やスキルを身につけることなどでおおむね説明できますが、一つ「緊張感を伴った判断」だけが残ります。

 

「緊張感を伴った判断」とは

結論からいえば、トップマネジメントの判断ができるようになるためには、トップマネジメントになるしかないと思っています。

もちろん、推測したり、手本となる人の下で学んだりすることも、ある程度は可能です。

しかし、緊張感を伴った判断を行うためには、その立場に立たないとわからないことが多々あります。

したがって、税理士であれば、独立することがその判断を身につけるための近道といえます。

独立できるチャンスがあれば、経験などを言い訳にせず、できるだけ早いタイミングで独立するべきと考えています。

 

反面、こうは勧めながらも、私は、マンション管理士としての独立に時間をかけすぎるぐらいかけています。

業界に入ったタイミングで独立を視野に入れていたわけではありませんが、サラリーマンとしての勤務が厳しくなればなるほど、その可能性については意識していました。

ただ、現在半分くらい(?)独立して改めて感じるのは、以前にも記事化したように、よほどしっかりとしたバックボーンがないと、他の士業とは異なり独占業務がない分、マンション管理士の資格単体で食べていくことは、非常に厳しいと考えています。

これは、マンション管理士は、士業として投資回収期間が長くなると考えているためです。

そのため、様々な対策が必要と考え、準備に時間をかけました。

また、まだ私のマンション管理士としての独立が良かったのかどうかを判断できる段階にも至っていないと考えています。

ただ、部分的ではありながらも経営者視点での判断を行える立場となったことには、この「緊張感を伴った判断」を身につけるために、非常にプラスに働いていると感じています。

 

まとめ

少しずつですが、身の周りで経営者的判断が求められる機会が増えてきました。

その機会を生かし、単なるプレイヤーではない経営者としてのマネジメントスキルを学んでいければと考えています。