自宅の電気料金を二期比較してみました
昨年の春から、低圧電力の小売が自由化され、それに関連して昨年はいろいろ記事を書きました。
そして、自らも料金プランの変更にチャレンジしてみようと思い立ち、自宅の電気契約をいろいろ変えてみました。
そろそろ前年との実績比較をしてみたいと考え、今回少し分析してみました。
電気料金は約二割減
燃料調整費の影響を排除せず、総額で比較したことから、純粋な料金プランの変更による効果とはいえませんが、総額ベースで単純に比較すると、前年比79.57%となり、約二割の電気料金削減となりました。
もともとあまり電気を使用していない家庭での削減ですので、二割といっても年額では13,7774円の削減にしかならず、結果としては、月1,000円強程度の削減でした。
電気使用量ベースでは約一割減
次に電気使用量ベースで比較すると、前年比90.38%の使用量でしたので、約一割使用量を減らせています。
使用量が減った理由については、この期間中、妻と娘の生活スタイルに大きな変化がなかったことを考えると、おおむね私の外出時間が増えたことにより、電気使用量が減ったと考えています。
ただ、電気使用量が一割減るほど外出が増えたわけではありません。
そのため、基本料金がない代わりに従量料金(使用単価)の高い「おうちプラン」を選択したことで、今まで以上に電気使用量を意識するようになったことの影響も少なくないと考えています。
結果として、プラン変更による削減効果は一割程度
合わせて考えると、実際に料金プランを変更したことによって得られた効果は、一割程度でした。
厳密にいえば、昨年の燃料調整費の変動を考慮にいれなければ正確ではないことは百も承知ですが、この期間中に、料金プランは、「重量電灯B→朝得プラン→重量電灯B→おうちプラン」と度々変更させていますので、ざっくりと大枠を掴む方が実情を表していると考えています。
変更の労力に対して、リターンはそれほど大きくはありません。
ただ、本来の省エネは電気代を下げることではなく、電気使用量を減らすことのはずですから、電気使用量を前年比で一割減らせたことが、料金プランを変更した成果だと感じています。
まとめ
今年からは都市ガスの販売も自由化され、電気・ガス・携帯・インターネットなどの水道光熱費・通信費関連の契約は複雑さを増しています。
いろいろ試した結果として、電気使用量が多くない一般家庭においては、契約内容が複雑になりすぎる契約(電気料金以外の携帯・ガス・インターネット料金などのセット契約)は、解約の自由度が奪われ、逆に高くつく結果となりやすいことから、あまりお勧めできないと考えています。