社会人大学院「Seminar(ゼミ)Ⅱ」第1回
昨晩(2016.9.27)は、秋期最初のゼミでした。
名古屋商科大学大学院では、ゼミのことを英語読みで「seminar」と呼んでいます。
1年次は、前期がseminarI、昨晩より始まった後期分がseminarⅡです。
2年次にはseminarⅢ、seminarⅣがあり、各セミナーは全7回、各2単位で合計8単位の講義となります。
やはりスケジュールの話から
趣旨論文を書く上で大切なこととして、前期seminarⅠの当初から口すっぱく、山田先生からご指導いただいています。
今回のゼミで先生から確認があり、早期終了が狙えそうなメンバーが私を含め3名いました。
私は早期修了要件の一つである成績(GPA)が少し足りていないことから、早期修了は微妙なところなのですが、一応、狙っています。
早期修了を狙う場合、通常2年のスケジュールは1年半に短縮されます。
それに伴い、修士論文の提出期限も早まります。
早期修了要件を満たせば、来年6月上旬ごろには論文要旨の提出が必要となり、修士論文審査会を受けることとなります。
判例研究発表
他の大学院がどのようなスタイルかはわかりませんが、名古屋商科大学大学院では、修士論文審査会において、論文要旨の提出とともに、パワーポイントによるプレゼンテーションが要求されています。
税法学の修士論文ですので、その中では判例研究を行います。
そして、この秋期のseminarⅡでは、その判例研究を発表します。
初回は、私を含め3名が発表し、先生からのツッコミでボロボロになりました(苦笑)
皆、テーマは決まったものの、論文のストーリー(全体像)がまとまっていないのです。
皆それぞれのテーマごとに課題にぶつかっていました。
しっかりと全体像がまとまっていないため、多少は説明できたとしても、ポイントを絞り、目的に沿った説明までには至っていません。
各自おおよそ1時間の時間配分で30分以上、山田先生からのご指導いただくという結果と相成りました。
アウトプットするほど整理される
人格のない社団等をテーマにしたものの、修士論文を書くにためには、問題提起だけではなく、そこへと至るストーリーが重要です。
それがなければ、その中身に説得力がありません。
そして、残念なことに、そこが形にできてません。
山田先生からのご指摘で打ちのめされていたところ、ゼミ後に同期生が相談に乗ってくれました。
もちろん、これだけでストーリーがまとまるところまで進んだわけではありません。
しかし、ゼミで話し、ゼミ後もゼミ生同士でディスカッションし、結果、話せば話すほど情報が整理できました。
まとめ
蓋を開けてみれば、結局ギリギリという結果に終わるかもしれませんが、資格を取ることはあくまで通過点にすぎません。
その先を見据えると、卒業できるかどうかがギリギリまでわからないというわけにはいかないと思っています。
また、早期終了できるかどうかは別にして、論文を早く仕上げたいことには変わりはありません。
なんでも早くすればいいというわけではありませんが、ジャストインタイムで、必要なものを必要なタイミングでアウトプットできるよう、講義に並行して、修士論文にも継続して取り組んでいきたいと思います。