A Written Oath

湘南藤沢の開業税理士・マンション管理士・社会人大学生のブログです

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駐車場契約の更新で少しトラブルがありました

【Yugawara Plum Grove】(経済産業省、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示4.0 国際)を改変して作成

 

全く記事とリンクしていませんが、今日はお試しで、アイキャッチ画像は、経済産業省のクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの写真を拝借してみました。

さて、私は所有している分譲マンションの機械式駐車場を管理組合から賃貸し、それを区分所有者以外の第三者に転貸しています。

その駐車場について、今年の3月に解約申し入れがあったことは記事しました。

駐車場の解約申し入れがありました

実はこの後、結果として、この駐車場契約は解約とはならず、契約者が交代しないまま、現在まで継続していました。

先日ようやく、2年更新としている契約書類が仲介会社より届き、更新手続きを行うこととしたのですが、解決に半年もかかってしまいました。

 

契約者が車を使用していませんでした

解約申入れがあったのは、契約者が車を使用していなかったことによるものです。

それだけであれば、車を処分し、契約を解除するだけでよかったはずですが、仲介会社が機械式駐車場操作鍵の受け取りなど解約手続きを行おうとしたところ、車検を通していないという事実が発覚し、車を動かせない状態となっていることが判明しました。

これでは所有者自身もそう簡単には、車を動かすができません。

 

解約から更新へと二転三転

基本、解約するにも継続するにも車を動かせるように必要があります。

そもそも動かせないようになっている車両を放置されても困ります。

解約手続きも更新手続きもできないまま、仲介会社を通じて、連絡をとっていましたが、「車検を通す」と回答した後、その後、ずるずると対応を伸ばされ続けました。

ただ、賃料の入金はきちんと行われていました。

住居のように居住権のようなものが認められているわけではありませんが、大家サイドでレッカー移動してしまうような自力救済も簡単には認められてはいません。

もし、動かすとしても、動かす先がありません。

たまたま、機械式駐車場パレットから車を動かさなければならないような緊急事態が起こらなかったことが幸いしましたが、もし、そのような工事や作業が必要となった場合には、とても困った事態に陥ってしまいます。

当初は車を処分して契約を解除する話だったのですが、最終、お盆前頃に車検を通すとの話となり、今月ようやく車検証とともに契約更新書類が届きました。

 

しっかりと更新手続きを行う

駐車場契約であっても、更新手続きをしっかりと行っておくことをお勧めします。

当たり前と思われるかもしれませんが、古い契約では、契約金額が少額であることもあり、自動更新でその後放置気味になることがよくあります。

一応、契約上は車両の入れ替えなどがあった場合に通告することになっていたとしても、現実そのような手続きをとる方は多くはありません。

すると、契約車両の把握ができなくなってしまいます。

あまり頻繁に確認する必要はないと思いますが、新車を除くと、車検は、原則24か月ごとですので、2年おきに車検証のコピーを入手し、車種と車番を確認すれば、今回のような車検を通していないというイレギュラーは別として、駐車されている車両がわからないという事態は避けられるはずです。

 

まとめ

管理会社勤務時代には、使用料の支払いがなく、トラブルになるケースは体験していましたが、機械式駐車場において車検を通さず放置されたのは初体験でした(苦笑)

相手の感情にも配慮しつつ、契約の履行求める感情労働的な部分で、改めて勉強になる事例でした。